宇治・長岡京の「歴史」観光スポット(全58件)
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長岡天満宮
菅原道真公が大宰府に左遷される折り、名残りを惜しんだことから造営されたのが長岡天満宮。天神さんとして親しまれている。キリシマツツジの名所として有名だ。
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宇治上神社
菟道稚郎子のほか応神天皇と仁徳天皇を祀る。世界遺産に登録されている。境内には国宝の本殿と拝殿があり、本殿は日本最古の神社建築と考えられている。
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三室戸寺
奈良時代、光仁天皇の創建と伝わる古刹。寄木造りの阿弥陀如来像、脇侍の観音勢至菩薩や釈迦如来像などを安置。ツツジ、アジサイ、ハスが美しい花の寺である。
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宇治神社
御祭神の菟道稚郎子命(ウジノワキイラツコ)は、幼い頃より聡明にして学問の道を極められ、我が国文教の始祖として、学業・受験合格の神様として崇められている。みかえり兎の授与品が人気。
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浄瑠璃寺
三重塔をはじめ本堂に阿弥陀如来像9体を安置し、別名九体寺ともいう。四天王立像を含め、いずれも国宝。本堂の前に広がる阿字池を中心とした浄土式庭園は特別名勝史跡だ。
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石清水八幡宮
創建は貞観元(859)年、男山に鎮座する日本三大八幡の一つ。大分の宇佐八幡を勧請したのに始まる。現社殿は徳川家光の造営で国の重要文化財。厄除け、必勝の神社として親しまれている。
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岩船寺
天平元(729)年に聖武天皇の勅願で行基が創建した寺。桜や紅葉の季節も美しいが、6月上旬〜7月上旬ごろのアジサイは特に有名。朱塗りの重要文化財、三重塔が目を引く。
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乙訓寺
推古天皇の勅願で聖徳太子が創建したと伝えられる古寺。本尊は八幡神と弘法大師の合体大師像。寺宝に大師自刻の重要文化財毘沙門天像がある。ボタンの名所として知られる。
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十三重石塔
鎌倉時代後期、叡尊によって建てられた花崗岩の塔で国の重要文化財。宇治公園内にそびえる高さ約15mの大きなもので、江戸時代に洪水で倒れたが、明治時代に再興された。
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飛行神社
日本で初めて飛行機を発明した二宮忠八翁が大正4(1915)年に邸内に創立。全国の航空殉難者の霊を祀っている。境内には資料館があり、二宮忠八史書や航空関連資料を展示。
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萬福寺
黄檗宗の大本山。寛文元(1661)年に明の禅僧、隠元禅師が中国の黄檗山萬福寺を手本に建立した寺。境内には明朝時代の建築様式を伝える諸堂が立ち並ぶ。普茶料理が味わえることでも知られる。
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海住山寺
海住山中腹にある古刹。天平7(735)年、良弁僧正により開基され、のちに解脱上人が再興した。境内に国宝の五重塔や重文の文殊堂のほか、本堂、開山堂、不動堂が立つ。
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興聖寺
曹洞宗の開祖である道元が建立した寺。慶安元(1648)年、淀城主の永井尚政がこの地に復興させて現在に至る。整った境内に立つ本堂は、伏見城の遺構といわれている。
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山崎聖天(観音寺)
真言宗の寺で、正式には「妙音山観音寺」という。本尊は十一面千手観音立像。4月には「花まつり」が行われ、多くの人々でにぎわう。
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放生院
宇治橋近くに立つ、別名橋寺とも呼ばれる小さな寺。本堂に地蔵菩薩立像と不動明王立像を祀っている。宇治橋架橋の由来を刻んだ日本最古の碑「宇治橋断碑」が立つ。
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橋姫神社
宇治橋の守護神瀬織津比め(せおりつひめ、めはクチヘンに羊)を祀る小さな社。『源氏物語』の宇治十帖「橋姫」にちなんだゆかりの古跡となっている。もとは宇治橋の西詰にあった。
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金胎寺
鷲峰山の山頂に立つ寺。役行者により天武4(676)年に創建され、のちに泰澄が再興したという。重要文化財の多宝塔には、愛染明王像を安置している。9月第1日曜は護摩供養。
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離宮八幡宮
貞観元(859)年、清和天皇が国家安穏、国民平和を自願するため嵯峨天皇の河陽の離宮跡に創建された。
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観音寺
真言宗の寺で、正式には妙音山観音寺という。本尊は十一面千手観音立像。天和2(1682)年に箕面勝尾寺より大聖歓喜天を勧請して以来、商売繁昌、良縁和合の信仰を集める。
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狛弁才天社
奈良興福寺との関係が深く、室町時代初期にこの地の荘園の安穏を祈念するために建立。本殿には天正6(1578)年に造立された弁財天像を安置し、1月1〜3日のみ拝むことができる。
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単伝庵
臨済宗妙心寺派の寺で、通称らくがき寺とも呼ばれ、大黒堂の壁に願い事を書くと叶えられるといわれている。昭和32(1957)年に走り大黒のお堂が建立された。
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後醍醐天皇行在所跡
笠置山山頂近くにある本丸の跡で、その北にはかつて二ノ丸があった。本丸と二ノ丸跡の間には空濠となった濠の跡がある。これらは自然の山を利用した城砦であったという。
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平等院
永承7(1052)年、藤原道長の別荘を子の頼通が寺院に改め平等院と称した。平等院ミュージアム鳳翔館では、CGによる鮮やかな復元映像展示や仏像を見ることができる。
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石塔寺
鎌倉時代、日像上人がこの地に題目石塔を建てたことに始まる。のちに日成上人が石塔の傍らに本堂を建立し、寺院として発足。現在も寺内の塔堂に題目石塔を安置している。
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笠置寺
日本一といわれる弥勒大磨崖仏を本尊とし、「一の木戸の戦い」、「後醍醐天皇と楠木正成の対面」など貴重な絵巻物を残している。現存の寺は明治9(1876)年に復興されたもの。
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春光寺
真言宗智山派の寺。水害で古記録を失い創建は不明だが、水害を免れた本堂は寛政9(1799)年の建築と伝わる。本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財に指定されている。
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和束天満宮
永観元(983)年に菅原道真公の画像を祀ったのが始まりとされている。境内には橋と森を挟んで南北に広がり、奥には京都で有名な末社や脇社が10社鎮座する。
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宝積寺
奈良時代、聖武天皇の勅願で僧行基が開山したと伝えられる。本堂左横にある小槌宮には、竜神が伝えたという寺宝の「打出」と「小槌」を安置している。寺までは急坂が続く。
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宝蔵院
江戸時代四代将軍家綱の頃、鉄眼禅師が集められた浄財で作られた一切経の版木6万枚(重文)を収蔵。日本近代印刷の原点。現在もその版木で経典を刷っていて見学もできる。
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雙栗神社
佐山に鎮座する「延喜式神名帳」に記載された式内社。檜皮葺き、三間社流造りの本殿は国の重要文化財。本殿門、玉垣、拝殿、石鳥居が登録有形文化財。
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正法寺
鎌倉幕府御家人高田氏が建久2(1191)年に創建した寺。後奈良天皇の勅願所となり、寛永7(1630)年に家康の側室・相応院の寄進により現在の伽藍が整備された。
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史跡 恵解山古墳
古墳時代中期に築造された前方後円墳。周濠を含めた古墳の全長は約180mで、乙訓地域では最大の規模を誇る。史跡公園として整備され、憩いの場として親しまれている。
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石仏めぐり
加茂地域南部に位置する当尾は、鎌倉時代の名工や修行僧が作った数多くの石仏が点在する。「わらい仏」や「ミロクの辻」、「カラスの壺」や「薮の中」など個性豊かな摩磨仏に出会える。
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史跡恭仁宮跡(山城国分寺跡)
天平12(740)年、都が造られ歴史の中心舞台となった地。聖武天皇が皇居とした恭仁京の宮跡が残り、内裏、大極殿、朝堂院などが発掘されている。大部分はかつて山城国分寺としても使われた。
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神應寺
石清水八幡宮を創祀した行教律師が貞観2(860)年に建てた寺。境内に重要文化財の行教律師坐像や伏見城の遺構と伝わる書院、江戸初期の豪商淀屋辰五郎らの墓がある。
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正法寺
聖武天皇の第五皇子安積親王を弔うために、行基が創建した禅寺。南北朝の戦いで荒廃していたが、寛永21(1644)年に今に再建された。紅葉の名所として有名。
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県神社
平等院南門の西に立つ。縁切りの橋姫神社に対して縁結びの神社として知られ、木花開耶姫を祀る。毎年6月5日には、梵天渡御が行われ、奇祭の県祭が開かれることで有名である。
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蜻蛉石
源氏物語宇治十帖蜻蛉の巻にちなむ石で、宇治川周辺に点在する宇治十帖古跡のひとつ。高さ約2mの自然石で阿弥陀三尊が線刻された宇治石。
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光明寺
法然上人の弟子、蓮生法師(熊谷次郎直実)が建久9(1198)年に開山した西山浄土宗の総本山。法然上人が最初に念仏の教えを説いた地で、浄土門根元地と言われている。
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月読神社
山城地区の中でも古い神社の一つ。月読尊、イザナギ、イザナミを祀る。毎年10月14日の夜の例祭、隼人舞は町の無形民俗文化財に指定されている。
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航海記念塔
京阪八幡市駅の近くにどっしりと立つ八幡市のシンボル。高さ約6mにもおよぶ五輪石塔で、石造塔としては日本最大級といわれる。今も船乗りが訪れ、航海安全を祈願してゆく。
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一休寺(酬恩庵)
大応国師が文永4(1267)年に創建した妙勝禅寺を一休禅師が復興したもの。正式には酬恩庵。等身大の一休禅師像や諸堂(すべて重要文化財)のほか、庭園など見どころが多い。
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観音寺
天武天皇の御代に創建された古刹で、桜の名所として知られる。大御堂に安置している十一面観音立像は国宝に指定されている。天平時代の華やかさを伝える貴重なもの。
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向日神社
向日神、火雷神、玉依姫、神武天皇を祭神とする古社。社伝に養老2(718)年の創建とある。社殿は舞楽殿、拝殿、幣殿、本殿からなり、本殿は重要文化財に指定されている。
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水度神社
城陽高校の北に立つ古社。祭神は天照大神、高御産霊神、少童豊玉姫命。境内には本殿、絵馬堂などが立ち、府登録文化財の「おかげ踊り絵馬」が残る。本殿は国の重要文化財に指定されている。
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妙喜庵
臨済宗東福寺派の末寺で、室町時代明応年間の創建。利休の作として伝えられる国宝茶室の「待庵」がある。
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正道官衙遺跡
正道官衙遺跡は、古墳時代後期の集落跡と、奈良時代にこの地方を治めた役所の跡が重なる貴重な建物跡。遺跡跡地は芝生や万葉植物を配した史跡広場として整備されている。
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惠心院
宇治神社の南に立つ古刹。開祖は空海。本尊は一木造りの木造十一面観音像で、宇治市の文化財に指定されている。平安前期の作風を伝える大変貴重なものである。本堂は拝観不可。
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安積親王陵墓
17歳で死去した聖武天皇の第二皇子安積親王がこの地を愛したため、陵墓として葬られた。太鼓山と呼ばれる円墳の頂上に祀られている。
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涌出宮
正式には和伎坐天乃夫岐売神社(和伎神社)という。国の重要無形民俗文化財に指定されている、南山城地方最古の祭「いごもり祭」は、毎年2月の第3土曜と続く日曜に行われる。
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蟹満寺
『古今著聞集』や『今昔物語』で知られる蟹の恩返しで知られる寺。足腰痛み封じの寺でもある。本堂には、白鳳時代作の国宝丈六釈迦如来像を安置。
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不動明王磨崖仏
木が生い茂る山中の岩に、険しい顔をした等身大の不動明王立像が刻まれている。別名「一願不動」とも呼ばれ、一つの願いを一心に願えば叶えてくれるといわれ多くの人が訪れる。
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法泉寺
高さ6mの十三重石塔が境内に立つ。これは鎌倉時代、僧叡尊が水防のために建てたもの。弘安元(1278)年11月26日の刻銘がある。国の重要文化財に指定されている。
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寿宝寺
本尊の十一面千手千眼観世音菩薩立像は国の重要文化財に指定されている。頭上に十一面をいただき、左右にはそれぞれ五百手をもち、持ち物のない手には墨で目が印されている。
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恋志谷神社
木津川沿いに立つ古社。子授け、婦人病封じの神として古くから人々の信仰を集めている。社殿には後醍醐天皇の寵妃が祀られており、毎年4月2日と9月2日には大祭が行われる。
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十三重塔
鎌倉時代中期に造られた石造十三重塔。源頼朝が建立した木造本瓦葺きの十三重塔のあとに建てられた。近くには笠置寺、後醍醐天皇行在所跡などの観光スポットもある。
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禅定寺
平安時代に東大寺の別当平崇が建立。高さ約3mの本尊、木像十一面観音立像(重文)は金箔を施した絢爛なもの。これを中心に左右に木造日光月光両菩薩立像を配している。
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猿丸神社
こぶ取り(出来もの・腫瘍など)の神様として信仰され、4・9月の大祭や毎月13日の例祭には多くの人が訪れる。三十六歌仙のひとり、猿丸大夫の墓があったと伝えられている。