大津・雄琴・草津・栗東の「歴史」観光スポット(全39件)
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延暦寺
伝教大師最澄が開いた天台宗の総本山。多くの高僧を輩出し、仏教界に与えた影響は大きい。東塔、西塔、横川の三塔十六谷からなり、比叡山中に数百の堂宇や伽藍が点在する。
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石山寺
瀬田川の清流を望む西国三十三所第13番札所。境内には国宝の本堂、多宝塔などが立ち並ぶ。紫式部が『源氏物語』を起筆したことでも知られ、梅、桜、紅葉、月の名所としても有名。
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日吉大社
全国三千八百余社ある山王神社の総本宮。東西本宮の本殿は国宝、拝殿と楼門はそれぞれ重文というように、ほとんどの建造物が文化財。春の桜、秋の紅葉の名所として知られている。
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近江神宮
大津京を造営した天智天皇を祀る。日本の時間制度の発祥地である歴史をもち、境内の一角には国内外の時計、近江神宮所蔵の宝物を展示する近江神宮時計館宝物館がある。
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浮御堂
横川の恵心僧都源信が湖上交通の安全を願って建てた臨済宗の寺。正式には満月寺という。湖中の小堂は絵師・文人に愛されてきた。近江八景の一つ「堅田の落雁」で知られる。
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圓満院門跡
三井寺の北隣に立つ皇室ゆかりの門跡寺院。村上天皇の第三皇子、悟円法親王が開基。三井の名園と呼ばれる庭園がある。併設の美術館では大津絵や円山応挙の作品、鳥羽絵など寺宝を鑑賞できる。
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西教寺
天台真盛宗の総本山。聖徳太子の創建後、延暦寺の良源や源信が念仏道場とした。明智光秀の墓や伏見城の遺構を移した客殿、狩野派による襖絵など見どころが多い。
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唐崎神社
日吉大社の末社で、湖畔の境内に社殿が立つ。近江八景の一つ「唐崎の夜雨」で名高い巨大な黒松があり、多くの詩歌に詠まれている。毎年7月28・29日にはみたらし祭を開催。
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義仲寺
平安末期にこの地で討死した木曾義仲と俳人・松尾芭蕉の墓があることで知られる寺で、国指定の史跡。芭蕉が幾度も滞在し、その遺言により義仲の墓の隣に芭蕉が葬られた。
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建部大社
1300年以上の歴史をもつ近江國の一之宮。日本武尊を祀る神社として有名。出世開運、縁結びのご利益で人気がある。木造女神坐像は国の重要文化財に指定されている。
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立木観音
瀬田川西岸の立木山中腹にあり、境内まで約800段の急な石段が続く。弘法大師が42歳の厄年に刻んだ観音像があることから、厄除け観音として多くの人に親しまれている。
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日吉東照宮
徳川家康を祀る東照宮の一つ。極彩色の彫刻が施された社殿は創建当時のもの。金箔や飾り金具を使った絢爛な権現造りは日光東照宮に先立つものといわれ、威風堂々としている。
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三井寺
長等山の中腹に立つ天台寺門宗の総本山で、西国三十三所第14番札所。境内には国宝の金堂、重文の仁王門、三重塔、鐘楼など、貴重な建造物がある。桜や紅葉の名所でもある。
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明王院
延暦寺の僧・相応和尚が創建した古刹。回峰行の道場として名高い。7月18日に120〜130kgの大太鼓を回す奇祭「太鼓回し」が本堂で催され、観光客でにぎわう。近幾36不動霊場。
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狛坂磨崖仏
金勝山ハイキングコースにあり、奈良時代に製作されたと伝わる磨崖仏。約6m×4mの花崗岩に彫られた仏像で、東原市歴史民俗博物館に等身大のレプリカがある。国指定史跡。
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生源寺
JR・京阪本線・比叡山ケーブルの駅から近い比叡山延暦寺直轄の寺院。天台宗の開祖、最澄生誕の地に建てられており、産湯を汲んだと伝わる井戸が現在も残っている。
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三尾神社
卯年生れの守り神として信仰をあつめている神社。国の重要文化財に指定。本殿は、三間社流造形式で応永33(1426)年に建立され、明治9(1876)年に現在地に移築された。
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関蝉丸神社
平安時代の琴の名手・蝉丸を祀り、蝉丸自身が「小倉百人一首」に詠んだ逢坂の関の近くにある。音楽や文芸などに携わる人々から、芸能の神様として信仰されている。
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幻住庵
松尾芭蕉が元禄3(1690)年に4か月間暮らした住居。47歳の芭蕉は、この庵で半生を綴った「幻住庵記」を書いた。毎年10月第1日曜には幻住庵芭蕉祭が開催される。
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延暦寺 横川
横川は本堂にあたる横川中堂を中心とする区域。第3世天台座主慈覚大師円仁によって開かれた。本堂は、遣唐使船をモデルとした舞台造りの横川中堂で本尊に聖観音菩薩を拝む。
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三大神社
志那街道沿いにある神社。境内にある石灯籠は国の重要文化財に指定されている。「砂ずりの藤」は2m近くも垂れ下がり、4月下旬〜5月上旬には「藤まつり」を開催。
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延暦寺 東塔
延暦寺発祥の地。伝教大師最澄が延暦寺を開いた場所であり、総本堂根本中堂には薬師如来を拝み、また各宗各派の宗祖を祀っている大講堂、阿弥陀堂など重要な堂宇が集まっている。
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滋賀院
延暦寺門跡寺院の一つ。穴太衆積みの石垣に囲まれて、内仏殿や宸殿、二階書院などが並ぶ。徳川家光が造らせた伝小堀遠州作の池泉鑑賞式庭園があり、紅葉の時期が最も美しい。
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早尾地蔵
阿波羅屋地蔵、比叡辻地蔵、穴太地蔵などの坂本六地蔵尊の一つ。別名「かくれんぼ地蔵」と呼ばれ、六角の地蔵堂が立つ。近くには早尾神社がある。
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大津市旧大津公会堂
昭和9(1934)年に建設された「大津市旧大津公会堂」は大津市の景観重要建設物や国の登録有形文化財に指定されている。ホールなどの貸館施設のほか、レストラン4店舗がある交流・商業施設。
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坂本城跡
明智光秀が織田信長の命によりに建てた城の跡。城内に琵琶湖の水を引き入れた水城形式の城で、高い天守閣を誇っていた。現在は城があったとされる場所に碑がたっている。
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坂本の道標
石積みの町坂本は延暦寺、日吉大社の門前町として栄え最盛期の室町時代には人口1万人を超えたという。現在も里坊や町家の建築物が残り、通りの辻には石造りの道標が立つ。
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芦浦観音寺
琵琶湖をはさみ比叡山を望む湖畔近くに立つ、聖徳太子の開基と伝わる古刹。堀をめぐらせた白壁塀に武家門があり、城郭のような立派な造りの寺。
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天孫神社
大津市の中央に鎮座し、創建は延暦年間(782〜806)。例祭は絵巻物宛らの豪華絢爛で動く重文と称され、10月の体育の日前日が大津祭となっている。
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追分道標
草津には旅人を導いた道標が多く残る。草津宿本陣近くに立つ追分道標は、東海道と中山道の分岐・合流点。石柱からは「右東海道いせみち」「左中仙道みのぢ」が読みとれる。
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大津城跡
京阪電鉄浜大津駅の周辺一帯に存在していた水城跡。豊臣秀吉の家臣・浅野長政によって築かれ、関ヶ原の前哨戦の舞台となった。現在は、わずかに痕跡を残す本丸跡に碑が建つ。
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岩間寺
岩間山山頂に立つ真言宗醍醐派の寺で、西国三十三所第12番札所。泰澄が養老6(722)年に創建した。本尊の千手観音像は「汗かき観音」「雷除け観音」とも呼ばれ、厚い信仰を集める。
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三井寺観音堂
天台寺門宗の総本山である三井寺の境内にある、西国三十三所第14番札所の観音堂。本尊の如意輪観世音菩薩は秘仏で重文。琵琶湖が一望できる高台に立っている。
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市殿神社
重要伝統的建造物群保存地区に選定されている坂本にあり、日吉大社の境内108社の1社だった神社。最澄の母君、妙徳院を祀っており、生源寺のすぐそばにたたずんでいる。
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祥瑞寺
1380年頃創建。大徳寺派の華叟宗曇(かそうそうどん)が入山後、臨済宗寺院に。一休和尚が修行に励んだことでも知られ、山門前に「一休和尚修養地」と刻まれた石碑が立つ。
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瀬田川洗堰(南郷洗堰)
明治38(1905)年に建設された水位流量を調節する水門施設。琵琶湖の水位安定に大きな役割を果たしてきた施設で、レンガ造りの古い洗堰の一部が今も残っている。
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延暦寺 西塔
釈迦堂を中心に、常行堂・法華堂(にない堂)、椿堂、瑠璃堂などが杉木立に囲まれた境内に点在する。釈迦堂は正式には転法輪堂といい、山上で現存する最古の建造物として知られている。
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居士林
全山が修行の聖地である比叡山で、唯一一般に開放された修行道場。西塔にあり、坐禅止観や写経などの仏道修行が体験できる。体験は宿泊、日帰り、短時間のコースがある。
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立木神社
1250年以上の歴史を有する古社。境内には延宝8(1680)年建立の滋賀県最古の追分道標が立つ。厄除開運・交通安全のご神徳が篤く、2月3日の節分祭には毎年2万人を超す参拝者で境内が賑う。