彦根・近江八幡・守山・東近江の「歴史」観光スポット(全50件)
-
彦根城
旧彦根藩井伊家の居城。初代直政の遺志を継いだ直継と直孝によって20年近くの歳月をかけて完成した。姫路城、松本城、犬山城とともに国宝四城の一つに数えられている。
-
永源寺
愛知川渓谷にある臨済宗永源寺派の大本山。新緑や雪の季節も趣深いが、全山を彩る紅葉は近江随一といわれ多くの人が訪れる。創建は南北朝時代で、本堂の葦葺きの大屋根が見事だ。
-
百済寺
本尊は聖徳太子作と伝わる十一面観世音菩薩。百済国龍雲寺の本尊と同木二体の像であり、東西相向かい合っていたと言われる。湖東三山最古の寺で、庭園は「天下遠望の名庭」として名高い。
-
安土城跡
今は石垣のみがその面影をしのばせる安土城。天主閣跡までは登山口から徒歩約25分。城跡には当時の羽柴秀吉や前田利家の伝屋敷跡が残っている。
-
太郎坊宮
赤神山中腹の「太郎坊さん」の名で親しまれる古社。1400年前の創建と伝えられる。本殿前に「夫婦岩」と呼ばれる岩があるほか、付近にも巨岩、怪石が多く点在している。
-
観音正寺
西国観音霊場三十三所第32番札所として知られる古刹。平成5(1993)年の大火で本堂と本尊を焼失したが、平成16(2004)年5月に本堂落慶、本尊開眼。本尊は一丈六尺千手千眼観世音菩薩坐像だ。
-
長命寺
西国三十三所第31番札所。「健康長寿の観音様」で有名な千手観音立像や十一面観音像のほか、本堂、三重塔など国の重要文化財がある。新緑やアジサイの時期は多くの人で賑わう。
-
多賀大社
延命長寿、縁結び、厄除けの神様として古くから信仰を集め、豊臣秀吉の信仰も篤かったという。伊邪那岐命と伊邪那美命を祀り、人々から「お多賀さん」の名で親しまれている。
-
龍潭寺
井伊家発祥の地・遠州井伊谷から移された井伊家ゆかりの寺として有名。かつては臨済宗の学問寺として栄え、とくに造園学が有名だ。鶴亀蓬莱庭、補陀落の石庭が現存している。
-
稲荷神社
江戸時代の金堂陣屋跡。1683年に大和郡山藩主の本多忠平が近江国の所領を管理するために置いた。明治の陣屋廃止後は、陣屋内にあった稲荷社を残すだけになった。
-
御沢神社
推古天皇の御代に聖徳太子により創建。小野時兼と三和姫の悲恋物語「白蛇伝説」が伝わる。境内にはどんな日照りの年でも決して涸れないという白水池がある。
-
東近江市五個荘近江商人屋敷外村宇兵衛邸
呉服の販売を元に商圏を広げ都市に支店を開設、全国の長者番付にも名を連ねた豪商、外村宇兵衛の屋敷跡。150年前の当時のままの屋敷を公開しており、豊かな生活ぶりがうかがえる。
-
日野商人像
日野は多くの近江商人を輩出した町。日野小学校の校庭には道中合羽を着て天秤棒を持った商人像が立っている。現在のものは1973(昭和48)年に再現された2代目の像。
-
観音寺城跡
近江源氏佐々木六角氏の居城で、全山を城域とする山城としては日本最大の規模を誇ると言われ、国の史跡にも指定されている。現在は石垣や礎石、側溝を残すだけとなっている。
-
甲良神社
天武天皇の時代に高良明神を勧請したのが始まりという古社。昔は甲良荘の総社だった。本殿横の権殿は旧本殿で、一間社流造りの檜皮葺き。国の重要文化財に指定されている。
-
松前屋 岡田彌三右衛門邸跡
近江商人の旧家が並ぶ為心町の一角にあった豪壮な商家。現在は石碑のみが残っている。岡田彌惣右衛門は北海道に渡り、漁場の開拓と経済の発展に貢献した人物。
-
石塔寺
本堂の裏山には、インドのアショカ王の造立と伝わる高さ約8mの三重石塔が立つ。山号の阿育王山はこれに由来し、石塔は国の重要文化財に指定されている。春は山ツツジが美しい。
-
幸福稲荷神社
近江商人の中で最も早い時期から活躍していた八幡商人たちが商売繁盛を祈願した稲荷社。彼らの守護神として信仰を集めた日牟礼八幡宮の近くに立ち、古くから親しまれている。
-
中野(日野)城跡
天文2(1533)年に蒲生氏郷の祖父定秀が築城した。慶長2(1597)年に廃城となり、現在は石垣の一部が残る。日野川ダム公園内にあり、周辺の散策や春には桜が楽しめる。
-
金剛輪寺
「血染めの紅葉」で知られる紅葉の名所で、湖東三山の一つ。約1260年前に聖武天皇の命で行基が建立した。境内には国宝の本堂、二天門、三重塔があり、明寿院の庭園は国の名勝。
-
蒲生野万葉歌碑
船岡山頂上にある歌碑。『万葉集』にある、額田王と大海人皇子の恋の歌2首が刻まれる。また、陶板レリーフには「蒲生野遊猟」の様が描かれる。麓には万葉植物園が広がる。
-
勝楽寺
室町幕府創建に携わった佐々木高氏(京極道誉)が建立。春は桜が美しい。宝物殿に高氏の念持仏といわれる大日如来坐像と、高氏が還暦の記念に描かせた画像がある。
-
金亀山地蔵尊
彦根城の大手門を入ってすぐにある地蔵堂。昭和初年、彦根城ないにあった約50体の地蔵尊を有志がこの場所に集め、一宇の小堂を建てたことに由来。様々な御利益があるとされ、参拝客が絶えない。
-
東近江市五個荘近江商人屋敷
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。近江商人の外村繁邸、外村宇兵衛邸、中江準五郎邸と内部を見学できる商家が3軒ある。舟板塀などの重厚なたたずまい。
-
西明寺(湖東三山)
平安時代に仁明天皇の勅願で創建された天台宗の古刹。紅葉の名所、湖東三山の一つだ。入母屋造り檜皮葺きの本堂と、鎌倉時代の極楽世界が極彩色に描かれた三重塔はともに国宝。
-
日野まちかど感応館(旧正野薬店)
江戸時代、行商の有力商品となり日野商人を発展に導いた、調合薬「感応丸」の創始者・正野法眼玄三の薬店。玄三は薬の町日野の基礎を築いた。古い看板が往時を偲ばせる。
-
佐和山城跡
石田三成の居城だった城跡。現在は佐和山の山頂に碑が残る。この城は関ヶ原に近い交通の要衝として置かれ、三成のころに大規模な天守が築かれた。関ヶ原の戦い以降、廃城となる。
-
石馬寺
「馬の寺」の名で知られる聖徳太子ゆかりの古刹。大仏宝殿の十一面観音像をはじめ、木像丈六阿弥陀如来坐像、役行者大菩薩像と大威徳明王などは国の重要文化財に指定されている。
-
大笹原神社
水の神として信仰を集める古社。木立が生い茂る境内に、室町時代に建立された本殿が立つ。入母屋造りの本殿は、国宝に指定されていて、細部に施された装飾は見事だ。
-
五百羅漢 天寧寺
井伊直中が手打ちにした腰元と初孫の霊を弔うために建立。京都の名工・駒井朝運が刻んだ五百羅漢を祀っている。桜田門外の変での遺品を埋葬した井伊直弼の供養塔が立つ。
-
兵主大社
奈良時代創建の古社。足利尊氏の寄進と伝えられる朱塗りの楼門が有名。入母屋造りの拝殿、池泉回遊式の庭園、境内の楠の調和が美しい。収蔵庫の拝観は予約制。
-
引接寺
百済寺の末寺にあたる天台宗の寺院。境内には高さ8mの石塔をはじめ、6000体の石仏、石塔が並ぶ「来迎浄土」や数百株の牡丹・芍薬の花が咲いている。毎年8月22日に行われる万灯供養が有名だ。
-
豊郷小学校旧校舎群
米国人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計を行った小学校。堂々たる美しい施設は長く町民にも愛されている。近年はアニメに登場する校舎のモデルとして多くの観光客が訪れる。
-
馬見岡綿向神社
中世は日野領主の蒲生氏、近世は日野商人の崇敬を集めた古社。境内には県指定文化財の本殿、日野商人が寄進した建物や石灯籠、石橋が残る。5月2・3日に日野祭が行われる。
-
八幡小学校
近江商人が私財を投じ、設立した洋風建築の小学校。近江商人の継承者育成の場として数多くの商人を輩出した。NHK朝の連続ドラマ「はっさい先生」の撮影にも使われた。
-
下新川神社
5月5日に行われる「すし切りまつり」が有名で、毎年大勢の観光客で賑わう。裃(かみしも)姿の若者2人が鮒鮨を小さく切り、神前に供える。5月中旬ごろはツツジが美しい。
-
宗安寺
夢京橋キャッスルロード沿いに朱塗りの山門が立つ。井伊直政によって高崎より彦根に移された。本尊は淀殿念持仏。赤砂と白砂の庭「彼岸白道の庭」がある。法要時、拝観できない場合あり。
-
常照庵
金剛輪寺の山門近くに建つ金剛輪寺の塔頭。本尊で平安時代作の木造阿弥陀如来坐像と、不動堂に安置している鎌倉時代作の木造不動明王童子像は、ともに国の重要文化財に指定されている。
-
妓王寺
水不足で苦しむ生まれ故郷の村人の危機を救った妓王に感謝するため、800年以上たった今も地域の人々が大切に保存している。平清盛が開通した水路は「祇王井川」と名付けられ、今も流れている。
-
錦織寺
天安年間(857〜59)に慈覚大師円仁が開基し、のちに親鸞が再興した浄土真宗木辺派の総本山。天女伝説が伝わる境内には阿弥陀堂や天安堂、御影堂などの堂宇が立ち並ぶ。
-
日牟禮八幡宮
安土桃山時代以降、近江商人の守護神として信仰を集めた古社。銅板葺きの樓門、拝殿、本殿、摂社などが老木に囲まれて立つ。3月に左義長祭、4月に八幡祭の二大火まつりを開催する。
-
アンドリュース記念館
アンドリュース記念館はウィリアム・メレル・ヴォーリズがハーバード・アンドリュースの資金を用いて設計した歴史的建造物。デザインは初代会館のイメージを踏襲している。
-
長寿院
本堂と礼堂からなる弁財天堂に豊麗な弁財天坐像を安置することから、一般には大洞弁財天の名で親しまれている。彦根日光とも呼ばれ、商売繁盛を祈願する参拝客で賑わう。
-
鏡神社
本殿は国指定重要文化財。祭神は天日槍命(新羅王子)。この地に製陶技術を始め渡来文化をもたらし集落の発展に努めたという。近くに源義経が元服したという池がある。
-
御上神社
三上山西麓に立つ古社。鎌倉時代の建築様式を伝える本殿は国宝。楼門、拝殿は重要文化財。5月第4日曜の御田植祭と、体育の日の、豊作を祈る行事、ずいき祭が有名だ。
-
大瀧神社
通称「滝の宮」とも呼ばれる古社で、水の神様として古くから崇敬を集めてきた。神社前を流れる犬上川の渓谷は大小の滝や奇岩がつくる景勝地「大蛇の淵」として有名だ。
-
苗村神社
33年に一度大祭が行われる近郷33町村の氏神として親しまれている。名建築ぞろいで遠くからでも目を引く楼門、東本殿、神輿庫などは重要文化財。西本殿は国宝に指定されている。
-
遠久寺
浄土真宗本願寺派の寺。境内にある「葱白く洗いあげたる寒さかな」の芭蕉の句碑は日野町内に3か所あるものの一つ。周辺に出世稲荷神社など、寺社が数多く立ち並んでいる。
-
出世稲荷神社
蒲生定秀が狸や狐の霊を慰めるために創建した古社。霊木を祀る。周辺では日野商人の屋敷を見ることができ、近くには遠久寺などの寺社が数多く立ち並んでいる。
-
北向岩屋十一面観音
像の高さが約55cmある石造の観音像。猪子山中腹に立つ堂の奥の岩屋に安置している。坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊退治のため、武運を祈願したと伝えられている。