橿原・大和郡山・天理・生駒の「自然」観光スポット(全34件)
-
葛城山
奈良県と大阪府の県境にあり、山頂へは登山道のほかロープウェイも運行されているので手軽に登山が楽しめる。山頂には国民宿舎やキャンプ場があり、春のツツジが見事。
-
信貴山
大阪府と奈良県の県境近くにある標高437mの山。切り通し堀や、門、土塁の跡が残る信貴山城跡や空鉢堂、毘沙門天王の総本山朝護孫子寺などの見どころがある。
-
生駒山
標高642m、山頂の生駒山上遊園地を頂点に、「生駒山麓公園」、「府民の森 緑の文化園・らくらく登山道」など、豊かな自然を生かしたレジャースポットが点在する。
-
葛城高原
標高約960mの高原。大和や河内平野が見渡せる。5月にはツツジ、秋には一帯がススキの大海原となる。自然探究路ではバードウォッチングや植物観察が楽しめる。
-
曽爾高原
奈良と三重県の県境に広がる高原で、ハイキングスポットとして人気がある。秋にはススキが一面を覆い、高原全体が銀色の海に変わる。すぐ近くに温泉「お亀の湯」がある。
-
二上山
大阪と奈良の境にそびえ、雄岳と雌岳の二峰が寄り添うように並ぶ。西方浄土への入口と考えられ人々の信仰を集めた。万葉集にも歌われた沈む落陽がことに美しい。
-
益田岩船
箱形の巨石で、上面に2つの穴が掘られ、側面にはノミの痕が残る。諸説あるが、現在は飛鳥時代の横口式石槨未製品と考えられている。
-
県道畝傍御陵前停車場四条線・橿原神宮公苑線
畝傍山の麓、緑が多く神々しい雰囲気が漂う。「畝傍山山麓の道」として日本の道100選に選ばれている。
-
安楽寺廃寺跡
多武峰の談山神社に伝わる「宇陀旧事・写本」の記述からその存在が知られ発掘された。瓦窯跡や遺構の跡などから奈良時代の重要な仏教遺跡と見られている。
-
竹之内環濠集落
山の辺の道沿いにある竹之内町には、周りに濠をめぐらせた集落がある。中世の大和の集落では、外敵の侵入を防ぐため、このような濠を設け、橋を出入口に掛けていた。
-
海柘榴市
日本最古の市場、海柘榴市のあった所。山の辺の道、初瀬街道などの街道が交わる交通の要衝だった。大勢の人が集まって市場となり、宿場町としても賑わった。
-
南郷環濠集落
南北約700m、東西約550mの規模で南郷の村を環濠がめぐっている。環濠集落の一部は公園として整備され、古い建物と石畳に沿った水の流れがマッチしている。
-
藤原鎌足誕生地(大原神社)
中大兄皇子を助けて蘇我氏を滅ぼし、大化の改新に貢献した藤原鎌足が生まれたとされる大原の里。西はずれの大原神社には、鎌足が産湯を使ったという井戸が残る。
-
お亀池
地すべりでできた窪地に雨水や地下水が溜まってできた池。サギスゲをはじめとする貴重な湿原生物の宝庫で、稀少な植物を見ることができる。
-
亀山峠
標高810mの峠は眺望が素晴らしく、お亀池をはじめとする高原風景や村の中心部の家並が一望できる。その先には国の天然記念物・鎧岳と兜岳、さらに屏風岩の雄姿が姿を現す。
-
三輪山
松、杉、檜に覆われた山は、三諸の神奈備と呼ばれ、神の降臨する山として崇められてきた。山頂近くと中腹に磐座があり、古代の名残をとどめている。
-
奥香落渓
青蓮寺川の両側に造られた柱状節理の奇観のうち、落合から長野までの上流部を奥香落渓と呼んでいる。一番の見どころが小太郎岩。自然の偉大さを実感させる迫力。
-
春日神社裏手の復元環濠
奈良には、周囲に濠をめぐらせた環濠集落が多く見られる。かつては今井町もそうした環濠集落のひとつだった。現在は、春日神社の裏に一部が復元されている。
-
十三峠
奈良と大阪を結ぶ峠道の一つで、暗峠と並ぶ人気のハイキングコース。石仏や、のどかな風景が昔日の面影を漂わせる道。近鉄竜田川駅から峠まで約1時間半ほど。
-
鎧岳
曽爾川の西側にそびえ立つ標高894mの山。噴火した周囲の山から流れ出た溶岩が固まってできたと言われる。武者が鎧をつけたように見える迫力ある山容がその名の由来。
-
山田寺跡
桜井市山田の山田道と呼ばれる古道沿いにある寺。蘇我石川麻呂が創建した。昭和57(1982)年、日本最古の木造建築の連子窓が発掘されたことでも知られている。
-
神野山
雑木林が多く昆虫採取や森林浴が楽しめる。北東斜面には鍋倉渓がある。また北斜面には、めえめえ牧場があり、羊約50頭が放牧されている。
-
吉祥龍穴
竜神が住むという吉祥龍穴は、竜穴神社の背後の渓谷で口を開けている岩窟。一帯は古代から磐境(いわさか)神の鎮座する区域とされ、厳粛な雰囲気が漂う。
-
屏風岩
室生火山群の活動が生み出した兜岳、鎧岳、屏風岩の山々。そのなかで、もっとも雄大なのが屏風岩だ。自然の長城といった感じで、高さ約200mの絶壁が約1.5km続く。春の山桜、秋の紅葉が絶景。
-
史跡中宮寺跡
聖徳太子が母のために創建したと伝わるが、現在は塔と金堂跡の基壇のみが残る。発掘調査では、四天王寺式伽藍配置をもつ大寺院だったことが判明。
-
萱生環濠集落
西山塚古墳近くにある集落。盆地では最も高い位置にある環濠とされ、「山の辺の道」沿いにある。
-
藤原宮跡
中国の唐の都、長安を模してつくられた日本初の計画都市跡。藤原京はその中心部に藤原宮があった。中央に天皇が儀式や政治を行った大極殿跡が残っている。
-
暗峠(奈良県)
生駒山越えの最短ルートだった暗峠は、古来、伊勢参りに利用され、旅籠や茶屋が立ち並ぶ賑やかな峠だった。道沿いの石仏や道標にかつての趣が感じられる。
-
屯鶴峯
標高約150mの山で、1500万年前に二上山が大噴火したときに火砕流が堆積してできたといわれる。地質や植物生態を研究するのに重要な地域。県の天然記念物。
-
有井の環濠集落
大和高田市内にも環濠集落が幾つか残されているが、有井の環濠は中心にある正行寺と村全体とを二重に囲んだ二重環濠として有名だ。ここには弘法大師の伝説にちなんだ弘法井戸もある。
-
内山永久寺跡
12世紀の初期の創建、鎌倉時代には五町四方の境内に坊舎52、堂宇も多数という大寺院だったが、明治の廃仏毀釈によって廃絶した。現在は本堂池だけが残る。
-
伝飛鳥板蓋宮跡
近年の発掘調査で、現在伝飛鳥板蓋宮跡として整備されている遺構が、飛鳥浄御原宮だという説が浮上。板蓋宮は浄御原宮の下にあったという説が有力視されている。
-
本薬師寺跡
天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒祈願のために建立に着手、天武天皇没後、その遺志を継いで持統天皇が完成させた。現在では金堂跡と東西両塔跡に礎石が残されている。
-
兜岳
標高917mで、今井林道沿いにそびえる。兜のような形をしていることからこう呼ばれ、山肌は険しい。切り立った岩壁にいく筋もの滝が流れ、涼しげな景観を見せる。