松江・出雲の「歴史」観光スポット(全66件)
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出雲大社
因幡の白兎神話や国譲りの神話の主人公、大国主大神を祀る神社。縁結びの神としても親しまれている。本殿、御仮殿、神楽殿など、どれも壮観で見ごたえ十分だ。平成25(2013)年5月には60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われた。
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松江城(千鳥城)
慶長16(1611)年に堀尾吉晴によって築かれた。5層6階の天守閣は、桃山初期の城郭の特徴を残し、実戦向きの構造になっている。最上階からは松江の街並みが一望できる。
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八重垣神社
縁結びの神様として知られており、素盞嗚尊と稲田姫命を祀っている。境内奥の鏡の池では、100円または10円をのせた紙片を浮かべる縁占いができ、女性が多く訪れる。
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荒神谷遺跡
昭和59(1984)年に、全国最多の358本の銅剣、翌年には、銅矛16本、銅鐸6個が出土した。出土跡はそのまま公開され、レプリカの銅剣、銅鐸、銅矛が並べられている。
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黄泉比良坂
黄泉国(あの世)と現世の境界線とされている黄泉比良坂。古代出雲神話で、伊奘諾尊が、先立った最愛の妻である伊奘冉尊を慕って黄泉国を訪ねて行った入口と伝えられている。
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武家屋敷
江戸初期から中級藩士が住んだ屋敷。庭園は飾りを排した素朴なつくりで、屋敷や長屋門はいざという時すぐに出陣できるように設計されている。家具調度も展示。
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須佐神社
『出雲国風土記』に記されている古社。須佐之男命の御魂を鎮める社とされ、大須佐田、小須佐田を定めたことから須佐という。古来より朝廷をはじめ武将や庶民からあつい信仰を寄せられた。
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お湯かけ地蔵
お湯かけ地蔵は松江しんじ湖温泉のはずれにある。地蔵様の裏に松江しんじ湖温泉の泉源があり、もうもうと湯気がたっている。8月にはお湯かけ地蔵まつりが開かれる。
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清水寺
約1400年前に開かれた観音霊場、清水寺は山陰屈指の名刹。本堂をはじめ、三重塔や古門堂、光明閣など20近くの堂宇が広大な境内に立つ。宝物館は、仏教美術の宝庫。
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清水寺
県立自然公園に指定された寺。秋には山陰唯一の三重塔(県指定文化財)を真っ赤なカエデが包み込むように染まる。境内にある料理旅館では伝統の精進料理が味わえる。
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月山富田城跡
標高184mの月山全体に広がる、中世城郭史を代表とする山城・富田城跡。全盛時は山陰を中心に11国を統治した尼子経久の頃。今では石垣のみがかつての繁栄を物語る。
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加茂岩倉遺跡
平成8(1996)年10月の農道工事に伴って39個の銅鐸が発見され、全国最多の大量出土として報道された。平成11(1999)年には遺跡が国史跡となり、銅鐸は平成20(2008)年国宝に指定された。
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荒神谷史跡公園
昭和59(1984)年に大量の銅剣が、翌年には銅鐸と銅矛が発見され、一躍脚光を浴びた遺跡。出土跡はそのまま、史跡公園として整備され、木製遊具も設置されている。初夏にはハスが美しく咲く。
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旧大社駅
平成2(1990)年廃駅となったJR大社駅を保存、公開している。大正13(1924)年に建てられた日本建築の駅舎がそのままの形で残っている。外観は純和風だが内部はモダン。重要文化財。
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金屋子神社
中国地方を中心に関東、東北の一部まで広がっている金屋子神の総本社。境内には神木である桂の巨木がそびえ、荘厳な総ケヤキ造りの本殿と拝殿の存在感に圧倒される。
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光明寺
曹洞宗の古刹。山中にあって四季折々の風情がすばらしい。南北朝時代に朝鮮から渡来した銅鐘は国の重要文化財に指定されている。春になると境内に南殿八重桜が咲く。
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佐太神社
『出雲國風土記』にも登場し出雲二ノ宮として古くから崇敬されてきた御社。荘厳な大社造り三殿並立の社殿は神社建築史上特筆すべきもので国の重要文化財に指定されている。
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揖夜神社
「出雲風土記」「日本書紀」に登場する神社。かつては黄泉国に縁の深い社として中央でも重視された。本殿は大社造りで、極彩色の壁画が残り、一部を社務所で見ることができる。
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雲樹寺
元亨2(1322)年に高僧覚明が創建した、臨済宗妙心寺派禅寺。国の重要文化財の四脚門は当時のものが残る。ツツジの庭園が有名で、5月には数100株が一斉に花開く。
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美保神社
本殿は大社造りを2棟並べた美保造りと呼ばれる珍しい建築様式。主祭神は三穂津姫命とえびす様こと事代主神。漁業、海運、商売繁盛の守り神として信仰されている。
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月照寺
松平家の菩提寺。歴代藩主の廟はそれぞれ異なる造りで、不昧公の廟門は小林如泥のぶどうの透かし彫りが見事。八雲の随筆に記された月照寺の大亀の伝説でも知られる。
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日御碕神社
現在の社殿は、徳川三代将軍の家光によって着工以来10年もの歳月をかけて建てられた権現造り。国の重要文化財に指定されている。周辺には、日御碕海岸や灯台がある。
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熊野大社
意宇川上流に鎮座する古社。出雲大社の祭神・大国主命の父にあたり、八岐の大蛇を退治したことでも有名な素戔嗚尊を祀っている。神話に基づくさまざまな神事が行われる。
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玉作湯神社
三種の神器の八坂瓊の勾玉を御製作になったと伝えられる櫛明玉命と温泉守護、温泉療法の神大名持命、少彦名命等を祀る。
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明々庵
松江藩7代当主松平不昧公の好みによって殿町の有澤家本邸に建てた茶室。入母屋造り茅葺き。入り口は松江城が見渡せる展望台になっている。見事な庭園と風情ある茶室を目の前に抹茶が飲める。
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比婆山久米神社
『古事記』によると伊弉冉尊が祀られた場所とされ、安産、子授け、子育ての神様として信仰が厚い神社。全国でもここだけにしか自生しないという県天然記念物の陰陽竹がある。
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勝定寺
16世紀創建の禅寺。本堂脇から入る庭園は、枯山水、心字池を擁する回遊式。竹林や杉木立を借景に幽玄高雅な世界が広がり、四季折々の自然が心を落ち着かす。境内のツツジが美しいことでも有名。
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大雄寺
小泉八雲の怪談『飴を買う女』の舞台となった法華宗の寺。名工竹内有兵衛作といわれる八角堂や堂宇などは火災で焼失してしまったが、由緒ある境内を散策するのも趣深い。
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八重山神社
本殿は切り立った石段を100段近く登った岩屋に建てられ、頭上の岩ひだが迫ってくる。八重滝の遊歩道の途中を脇道に入り、老杉の参道を過ぎると見えてくる。
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砂の器記念碑
亀嵩そろばん発祥の地の奥出雲亀嵩は、松本清張の小説『砂の器』の舞台となった。当地でロケが行われ、映画化されたことにちなみ、湯野神社前には記念碑が建てられている。
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於國塔
歌舞伎界の名門、中村、市川両家をはじめ、水谷八重子ら当時の名優たちの寄付によって、奉納山に建てられた出雲阿国の記念碑。現在の塔は昭和43(1968)年に再建されたもの。
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洞光寺
えびす様を祀り、商売繁盛にご利益のあることで知られる。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの地としても伝えられている。
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韓竃神社
新羅に渡り、日本に植林法や鉄器文化を伝えたとされる素盞嗚命を祀る神社。「岩船」といわれる大岩があり、近年は恋愛成就の神様として人気。
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一畑薬師
眼病に霊験あらたかな「目のお薬師さま」として古くから信仰されている臨済宗の名刹。中国山地の山々を借景にした庭園がある。約1300段の石段も有名だ(山上へは車でも上がれる)。
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峯寺
霊場・伊我山の中腹に佇む古刹。貴重な宝物を蔵し、京都国立博物館に寄託する国の重要文化財・絹本著色聖観音画像の複製が常時拝観できる。庭園を眺めながらの精進料理は格別。
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松江神社
松江城の二の丸にある神社。松江は縁結びの地として有名で松平家の猪の目の紋も逆さにすれば ハート の形、ハート型の絵馬は松平家が奉られる松江神社に奉納する事ができる。
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華蔵寺
行基による天平年間(729〜749)の開基と伝えられている。天台宗の古刹。華蔵温泉の上の山腹にあり、本尊は行基作と伝わる大日如来。本堂の隣には金勢大明神の堂がある。
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ガイダンス山代の郷
隣接する島根県で最大級の山代二子塚古墳をはじめ、周辺の遺跡や古墳をパネルや映像、模型を使って解説するガイダンス施設。
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佐志武神社
出雲風土記に佐志牟の社として記されている。毎年、10月18・19日には佐志武神社例大祭 神事華が行われる。例大祭の初日は地区内を練り歩き、二日目夕刻には華倒しが行われる。
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尼子晴久の墓
尼子経久がその家督を譲り愛情を注いでいた孫・晴久は、永禄3(1560)年、対毛利戦の最中に城内で急死し、月山の南麓に埋葬された。現在は宝篋印塔として残っている。
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城安寺
藩政時代は広瀬藩の菩提寺だった臨済宗の寺。本尊脇侍の極彩色のカブトを付けた多聞天、広目天は鎌倉時代の作で、国の重要文化財。書院束庭は一幅の絵のように見事。
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上の宮
出雲大社の大鳥居前から奉納山公園を過ぎて稲佐海岸の近くに建つ出雲大社の境外摂社。背後に緑豊かな森があり、神門、拝殿、本殿などすべてがこけら葺きの趣のある建物になっている。
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岡田山古墳
1号墳(前方後方墳)と2号墳(円墳)があり、1号墳から出土した銀の文字入り太刀や馬具、鏡などは国の重要文化財。赤い顔料の塗られた石棺など石室の様子が見学できる。
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長浜神社
『出雲国風土記』の冒頭を飾る「国引き神話」の国引きの神「八束水臣津野命」を主祭神として祀っている。武道・スポーツ上達、勝利の神として、また不動産守護の神として知られる。
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彌久賀神社
国引き神話の美久我林の守護神。毎年10月17日には、神事華・獅子舞・神興など、さまざまな飾りを持って地区を練り歩き、五穀豊穣と家内安全、無病息災を祈願する。
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賣布神社
出雲国風土記や延喜式に載る古社で湖都松江を代表する産土神。主祭神は水戸の神、祓え戸の神として知られている。
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天倫寺
堀尾吉晴が建てた臨済宗の寺で、のちに松平直政が天倫寺と名付けたという由緒ある寺。ここに納められている銅鐘は国の重要文化財。江戸中期の名僧白隠禅師の絵画などを所蔵する。
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華蔵寺
薬師堂に安置される薬師如来坐像は平安末期の作で国の重文。頂上付近までドライブウェイが整備され、展望台からの眺望は山陰随一の絶景といわれ、中海や大山、宍道湖を望む。
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今市大念寺古墳
6世紀後半に築造された古墳で、全長約100mと県内最大の前方後円墳。横穴式石室に納められた家型石棺は全国でも最大級の大きさ。国指定史跡。
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須我神社
和歌発祥の地八雲山山麓に鎮座。須佐之男命と奇稲田比売命の宮作りの地で日本最初の宮であり、大社造りの社殿が歴史を感じさせる。「出雲の國神仏霊場十六番」の霊場。
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山中御殿跡
山中御殿跡は富田城の心臓部であったと思われるところ。上下2段に分かれ、上には城主の居館、下には付属館倉が立っていたとされる。現在は石垣のみが復元されている。
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大寺薬師
6世紀末、推古天皇の御代に創建されたと伝えられる古刹。正しくは護国山万福寺というが、「大寺薬師」と呼ばれ親しまれている。本尊の薬師如来坐像などは国の重要文化財。
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命主社
天地開闢(世界のはじまり)の造化三神の一柱、神皇産霊神を祀る。巨岩の前に建てられた社のそばにある、推定樹齢1000年といわれるムクの巨木が有名。
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巌倉寺
尼子氏の居城である富田城前にある古刹。歴代城主の祈願所だった。本尊の聖観音と毘沙門天像は国の重要文化財。境内には雪のなかでも花が咲く“四季咲き桜”がある。
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島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)
旧制松江高等学校の外国人教師向けに築造された2階建て洋風建築の官舎で、「著作権の父」として有名なウィルヘルム・プラーゲが暮らしていた。1階には写真などを展示している。
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八上姫神社
湯の川温泉を発見した神話のヒロイン「ヤガミヒメ」を祀る神社。日本三美人の湯として知られる温泉につかり、神社で手を合わせ、美しさに磨きをかけよう。
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普門院
堀尾吉晴によって開かれた寺。境内に茶室「観月庵」がある。門前の橋には小泉八雲の『怪談』に登場する「小豆とぎ橋」の伝説がある。
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八俣大蛇公園
町内に数多いヤマタノオロチ伝説ゆかりの地のひとつでスサノオノミコトとオロチのモニュメントが立っている。物語はスサノオノミコトがここで上流から流れてきた箸に気づいたことから始まる。
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富田八幡宮
もともと月山山頂にあったものを築城のためにこの地に奉還した八幡宮。長い石段の奥に、楼門や本殿、拝殿がひっそりと立ち並んでいる。拝殿天井の鳴き竜でも知られる。
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松江市立出雲玉作史跡公園
玉造温泉街を東に上がった丘陵地に整備された公園。園内には古代の工房跡や竪穴住居を復元。東方高台に古代玉造に関する出雲玉作資料館がある。
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出雲阿国の墓
歌舞伎の始祖として知られている出雲阿国は大社出身の巫女であったといわれている。出雲阿国の生家である中村家の墓の隣にあり、今でも歌舞伎や芸能の関係者らが参拝する。
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JR出雲坂根駅
全国でも珍しい3段式スイッチバックのある駅。スイッチバックとは進行方向と逆に引き込み線を設け、いったん後退してそこに入り、再び前進する急勾配の登はん法のこと。
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宗松寺跡
三面攻撃により尼子氏を滅ぼし、その後に富田城主となった毛利元就の5男、元秋は天正13(1585)年に城内で病死した。宗松寺跡の奥にある、竹薮の中に元秋の墓がある。
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平濱八幡宮・武内神社
正面に平濱八幡宮、その西隣りに武内神社があり境内地は約1万坪という広さ。平濱八幡宮は出雲国八所八幡宮の総社で出雲最古の八幡宮といわれている。武内神社は延命長寿祈願で知られる。
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八上姫の像
神話『因幡の白兎』でオオクニヌシノオオカミと結ばれた美人神・ヤガミヒメの像。この地で見つけた温泉で癒し、いっそう美しくなったと伝えられている。
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鰐淵寺
深山幽谷にあり1年を通じ自然が美しく紅葉の名所。修験道場として全国に名を馳せ弁慶が修行をしていたという伝説も残る。推古22(594)年創建と伝えられている。三脚使用の撮影不可。