秩父・長瀞の「歴史」観光スポット(全43件)
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三峯神社
今から約1900年前、日本武尊の創建と伝えられており、寛文元(1661)年に建立された春日造りの本殿と、寛政12(1800)年に建立された権現造りの拝殿が美しい。
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秩父神社
この地の総社として信仰を集める。社殿は1592年に徳川家康が奉納したもの。名工・左甚五郎作の「つなぎの龍」「子育ての虎」の社殿彫刻をはじめ、例祭として行われる秩父夜祭が有名。
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宝登山神社
「宝の山に登る」という縁起のいい名前で、参拝者の絶えない神社。日本武尊が神武天皇、山の神、火の神を祀ったのが起源と伝えられ、火災盗難除、諸難除の信仰で有名。
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清泰山西善寺(札所8番)
札所8番の古刹。観音霊場であるが阿弥陀如来によるご利益を説く。県指定天然記念物で樹齢約600年の巨木「コミネモミジ(カエデ)」がある。
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高谷山金昌寺(札所4番)
大わらじが懸けられた仁王門は札所の中で最大のもの。1319体あまりの石仏群は県指定の文化財。観音堂前の慈母観音は有名で、そのふくよかな姿からマリア観音とよばれている。
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仏道山野坂寺(札所12番)
本尊は藤原時代の作といわれる聖観世音で、優しい顔立ちの立像一木造りだ。よく手入れされた広い境内は花木が多く、四季折々の花が楽しめる。
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清雲寺
しだれ桜で知られるさくらの名所。樹齢約600年のエドヒガンザクラは県の天然記念物。開花時期には花見客のほかカメラマンも集まる。
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秩父今宮神社
ハートのくぼみがある樹齢千年以上の御神木、ご祭神は夫婦神『伊邪那(いざ)岐(な)大神(ぎ)』『伊邪那(いざ)美(な)大神(み)』や、恋人といわれる龍神と弁財天。恋愛運・良縁にご利益があると云われる神社(秩父願い石巡礼第五石所)。
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万松山円融寺(札所26番)
札所26番の古刹。本堂は間口8間の広い伽藍が特徴。奥の院の岩井堂は見上げるような断崖に建てられた舞台造りの観音堂。舞台からは武甲山が間近に迫り、奥秩父の連峰まで遠望できる。
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椋神社
秩父郡六社のひとつであり、龍勢祭りの舞台として知られている神社。自由民権運動の先駆的事件と評価されている、明治17(1884)年の秩父事件はここから始まった。
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秩父神社
学問・起業・開運の祖神である『八(や)意思兼(ごころおもいかね)命(のみこと)』を祀る知知夫国の総鎮守。本殿北側に彫刻された「北辰の梟」からも強い御力を頂ける。(秩父願い石巡礼第四石所)
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大林山 廣見寺
秩父郡市曹洞宗最古の寺「廣見寺」は、妙見菩薩を鎮守としている。妙見菩薩は、北極星を神格化した菩薩様であり、往古平良文公が、妙見菩薩の加護を得て、戦々に勝利したという伝説から、出世や勝負事にご利益があると云われている。(秩父願い石巡礼第二石所)
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瑞竜山法雲寺(札所30番)
札所30番の古刹。本尊の如意輪観音像は、唐の玄宗皇帝が楊貴妃の菩提を弔うために自ら彫ったものといわれる。また、堂内では楊貴妃の鏡、天狗の爪、龍の骨などの寺宝が見られる。
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岩本山常泉寺(札所3番)
現在の観音堂は、秩父神社境内にあった蔵福寺の薬師堂を譲り受け移築されたもの。向拝の意匠などの建築彫刻が楽しめる。子宝に恵まれるという寺宝の子持石も安置されている。
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和銅遺跡
日本最古の通貨「和銅開珎」の銅は秩父の山から献上されたもの。産出地とされる秩父市黒谷には今も露天掘の跡が残っており、近くには「和銅開珎」をかたどった記念碑が建っている。
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天空の寺 太陽寺
「子宝石」と「縁結びの御神木」があり、良縁だけではなく、恋人や家族との絆も深めてくれるという、標高850メートルの山中にあるお寺。参拝の際には、事前に連絡しておくと安心だ(秩父願い石巡礼第八石所)。
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母巣山少林寺(札所15番)
本堂は漆喰塗りの防火建築。観音堂には珍しい洋館風の造りが一風変わった雰囲気をかもし出す。境内には秩父事件で殉職した警察官の墓と碑がある。
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般若山法性寺(札所32番)
札所32番の古刹。本堂奥右手、崖の中腹に観音堂が立っている。頂上は空中にせり出した船形の一枚岩で、岩船観音が立ち、船尾にあたる鎖場の上には大日如来が安置されている。
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大棚山真福寺(札所2番)
札所2番の古刹。本尊は聖観世音菩薩という一木造りの立像で室町時代の秀作。この寺が江戸時代初期に札所に加わり坂東、西国、秩父の札所を合わせて百観音霊場となる。
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水潜寺(札所34番)
日本百観音巡礼の結願寺として打留札と笈摺を収めた寺。本尊は西国本尊阿弥陀如来・坂東本尊薬師如来・秩父本尊千手観音の三尊。本堂右に水潜りの岩屋があり清水が湧く。
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円福寺(秩父七福神)
秩父七福神のひとつ、福寿大黒天を祀っている。平将門の弟・平将平の創建と伝えられ、心がしんと静まる風情がある。平将平・畠山重忠の父、重能の墓地を自由に参拝できる。
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白道山神門寺(札所18番)
札所18番の古刹。本堂は名匠藤田若狭の作で、小さいながらも風格のあるものだ。本尊の聖観世音は両手に蓮華をもつ珍しいもので室町時代の作と伝えられる。
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要光山観音寺(札所21番)
札所21番の古刹。大正12年、近くの小学校の火災で類焼し現在の堂が作られた。寺院の境内には芭蕉句碑、観音像、百万遍唱念塔、弁財天の石塔を所有し、往時を偲ばせる。
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小川山語歌堂(札所5番)
寺と堂が分かれる境外仏堂は300年ほど前に建立された。本尊は准胝観世音、別名子返し観音で百観音の中でも珍しい。堂名は和歌好きな男性が旅僧と和歌の奥義を語り合ったことに由来。
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向陽山卜雲寺(札所6番)
札所6番の古刹。境内から武甲山が望める。荻野堂縁起絵巻が寺宝で、本尊の聖観音は行基の作と伝わる。接ぎ木された紅白の梅の古木があり、秋にはガマズミと南天の赤い実が見事。
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長岳山今宮坊(札所14番)
札所14番の古刹。本来は長岳山正覚院といい、修験道の本山で有名な聖護院の直接の末寺。観音堂に納められた飛天像は藤原時代後期のもので、秩父市の文化財に指定されている。
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光智山法泉寺(札所24番)
道路に面して117段の急な石段があり、登りつめると均整のとれた小さな本堂がある。堂の中に仁王門がある珍しい造りになっている。4月18日の縁日には廻り念仏という民俗行事が行われる。
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無量山西光寺(札所16番)
札所16番の古刹。本堂正面の向拝から見える欄間には、大きな釈迦の涅槃像がある。本堂の右手にある回廊堂には、四国88ヶ所の本尊摸刻が並んでいる。
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明星山明智寺(札所9番)
札所9番の古刹。毎年1月の16日(縁日)は安産、子育て祈願の参拝者で賑わう。朱塗りの観音堂は平成2年に新築されたもの。
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法王山岩之上堂(札所20番)
札所20番の古刹。昔は参詣人は荒川の渡し舟で来たという。本尊の聖観世音立像は寄木漆箔造りで藤原時代の作。境内は花や木が多く、特に5月連休の頃のツツジは美しい。
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松風山音楽寺(札所23番)
札所23番の古刹。秩父市内が一望できるところに位置している。明治17年の秩父事件はこの寺の梵鐘が合図で始まったという。音楽寺の名前から歌手がヒット祈願で訪れる寺としても有名。
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青苔山法長寺(札所7番)
秩父札所中最大の伽藍をもつ。本堂は江戸時代に平賀源内の原図により設計されたといわれ、本堂の中に観音堂があるという珍しい造り。観音堂には十一面観世音像が安置されている。
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鷲窟山観音院(札所31番)
札所31番の古刹。山門には高さ4メートルの仁王像が立ち並ぶ。弘法大師が岩壁に爪で彫ったという伝説のある石仏の鷲窟磨崖仏は県指定文化財で、現在は約300体が確認できる。
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延命山菊水寺(札所33番)
札所33番の古刹。不老長寿に霊験あらたかな「菊水の井」があったことから菊水寺の名がついた。入母屋造りの本堂は土間が広く、奥に安置された本尊の聖観世音を近くで拝むことができる。
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南石山常楽寺(札所11番)
本尊の十一面観音は病気平癒と長寿祈願の守護仏として信仰を集めている。1月3日厄除元三大師縁日、4月20日辰歳巳歳御守護普賢大菩薩縁日が行われ、両日ともに賑わう。
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銭神様の聖神社
西暦708年、当地から採掘された「自然銅」を祀り、お金儲けに縁起がある銭神様が鎮座されております。この和銅から、日本最古の流通貨幣『和同開珎』が作られました。宝くじ当選祈願や、ビジネス開運祈願は予約制(秩父願い石巡礼第一石所)。
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笹戸山長泉院(札所29番)
札所29番の古刹。孟宗竹林に囲まれた静かな境内。本堂には性空上人が納めたといわれる石札があり、別名「石札堂」と呼ばれる。葛飾北斎が描いた桜花の奉額もある。
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華台山童子堂(札所22番)
札所22番の古刹。観音堂は三間四面、方形造りの建物。外側には風神雷神などの見事な彫刻がある。仁王門は珍しい茅葺きで、左右の格子の中には愛嬌ある仁王像が立っている。
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岩谷山久昌寺(札所25番)
札所25番の古刹。長尾根丘陵末端の山裾に建つ観音堂は秩父地方の建築技法が用いられている。背後には弁天池が広がり、美しい風景をつくりだしている。
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誦経山四萬部寺(札所1番)
札所1番の古刹。元禄時代に造営された美しい朱塗の観音堂は県の文化財に指定。寺名は4万部の仏典の供養のために経塚を築いたことに由来する。毎年8月24日には大施食会が行われる。
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飛渕山龍石寺(札所19番)
札所19番の古刹。秩父霊場観音のうちでは最古級の本堂をもつ。堂内には本尊のほか、閻魔王をはじめ十五王像など地獄をあらわすものも祀られている。三途の川の奪衣婆を祀る堂もある。
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萬松山大慈寺(札所10番)
札所10番の古刹。本尊の聖観音菩薩のほか子安観音や地蔵菩薩、十一面観音など多くの仏像が安置されている。
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浄蓮寺
約700年前創建の由緒ある寺。正慶2(1333)年鋳造の銅鐘や木造釈迦誕生仏、松山城主上田家の墓など、県指定文化財を数多く収蔵。樹齢650年の杉は県内で一番の樹高を誇る。