高山・白川郷の「歴史」観光スポット(全43件)
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郡上八幡城(積翠城)
4層5階建ての木造で、遠藤盛数により永禄2(1559)年築城。現在の城は昭和8(1933)年に再建。木造再建城では日本最古。天守閣からは町が一望でき、もみじの名城として新緑や紅葉も人気。
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高山陣屋
徳川幕府の陣屋(役所・役宅・米蔵など)が、ほぼ完全な形(復元も含め)で残されている。全国に唯一現存する陣屋で、国史跡指定となっている。
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大矢田神社
妻などに精巧な彫刻と彩色のある本殿、拝殿は国の重要文化財。春は4月の第2土曜の翌日の日曜、秋は11月23日に国選択無形民俗文化財に指定された「ひんここ祭り」が行われる。
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櫻山八幡宮
秋の高山祭を行う高山北部の鎮守社。本殿はスギの巨木に囲まれた檜造り。仁徳天皇の御代にまでさかのぼり、難波根子武振熊命の戦勝祈願に創祀が由来する。末社5社もある。
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飛騨国分寺
国の重要文化財の本堂や本尊薬師如来御像聖観世音菩薩、県の重要文化財の阿弥陀如来像不動明王、飛騨地方唯一の三重塔が見どころ。大イチョウは国の天然記念物に指定。七重塔跡は国の史跡。
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長滝白山神社
奥美濃の正倉院と称されるほど文化財が豊富で、本殿、拝殿の厳粛な雰囲気からは、今もなお当時の繁栄がうかがえる。境内にある石灯篭は、国の重要文化財に指定されている。
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小坂酒店
安永元(1772)年から続く造り酒屋で、現在も住宅兼店舗として使われている。鬼瓦がないすっきりとした飾りのうだつが特徴で、国の重要文化財にも指定されている。
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安養寺
浄土真宗の寺で、康元元(1256)年、近江国蒲生郡に建立されたが、のちに郡上に移された。歴代城主とも関係が深く、宝物殿では武田信玄書状などの重要文化財が展示される。
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武芸八幡宮
神社の位置が織田家の鬼門にあたることから、当時の岐阜城主、織田信長・信忠・信孝の3代から崇敬を集めた由緒正しい神社。4月中旬の日曜日には花馬まつりを開催。
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飛騨民族考古館
高山城主金森氏の御典医の住居跡。釣天井の仕掛けや忍窓、中庭の抜け穴跡など忍者屋敷さながらのたたずまいを残す。飛騨ゆかりの考古、歴史資料、古美術品などを多数展示。
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飛騨山王宮日枝神社
高山城跡が残る城山公園の南側にある。初代藩主の金森長近が築城の際、片野村から移して城の守護神とした。4月14、15日の例大祭は「春の高山祭」として知られる。
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阿多由太神社
素朴で優美な本殿は室町初期の建築で国の重要文化財に指定されている。延喜式神明帳に飛騨国式内八社のひとつとして名を連ねている。
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神岡城
神岡の町並みを一望できる城ヶ丘公園高台に立つ城。武田信玄の家来であった山県三郎兵衛昌景が飛騨越中攻めの拠点としていた。
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本光寺
飛騨でもっとも大きな木造建築物を誇り、親鸞聖人ゆかりの寺として名高い。総欅造りの山門は古川の名工として名高い山脇八尋が手がけた。三寺まいりの寺のひとつ。
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小萱薬師堂(薬師堂)
瑞岸寺安楽院薬師堂というが、一般に小萱薬師堂の名で親しまれている。室町時代初期の建築の特徴をよく現わし、屋根の曲線などが美しく、風格のあるたたずまい。
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気多若宮神社
平安時代創建の古社。増島城主金森可重が、城の鬼門鎮護として崇敬し栄えた。勇壮なけんか祭りとして知られる古川祭はこの神社の例大祭で、祭り当日には起し太鼓が奉納される。
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乗鞍本宮
一般自動車の乗り入れが禁止されているため、朴の木平からシャトルバスを利用する。本殿は乗鞍岳の頂上に鎮座する。さらに奥院もあるがこちらは立入禁止となっている。
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安国寺
貞和3(1347)年に足利尊氏・直義兄弟が設立した安国寺の一つ。国宝の経蔵は唐様素木造りの建物。事前に予約をすれば拝観できる。
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千光寺
約1600年前に開創。仏教寺院としては約1200年前に、真如親王により建立された由緒ある古刹。国の天然記念物の五本杉があるほか、円空仏を安置した円空仏寺宝館などがある。
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高賀神社
奈良時代に創建されたとされる歴史ある神社。境内にある円空記念館では重要文化財指定の見応えのある作品が公開されている。近くには1億年前の水がくめる高賀神水庵もある。
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山桜神社
江戸時代の大火の際に主君の窮地を救った「駿馬山桜」の頭骨が祀られていた。毎年8月の前半には馬頭の絵馬市が開催される。火消し・馬頭組の火の見櫓が国の登録有形文化財に登録。
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荻町城跡(展望台)
15世紀にこの地を支配していた内ヶ島家家老の山下氏勝の居城跡。荻町合掌造り集落が一望のもと見渡せる。冬の1〜2月には美しくライトアップされ、幻想的な光景を見ることができる。
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明建神社
篠脇城主東氏の守護神である妙見大菩薩を13世紀に下総国から勧請した神社。古木に包まれた境内が約700年の歴史を物語る。桜の名所としても知られ、山桜が馬場跡と伝わる横参道を見事に彩る。
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日本一の立達磨と達磨堂
高さは約10mという、日本最大級のスケールを誇る立達磨があるのは、33体の観音菩薩を安置している洞雲寺の奥の院。洞雲寺境内には達磨堂があり、約5000点のだるまコレクションがある。
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堂之上遺跡
標高約700mの高地にある縄文時代前期から中期の集落跡で、国の重要文化財に指定されている。現在は、かやぶきの竪穴式住居3棟を復元し、遺跡公園として公開。
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平湯神社
温泉街の中ほどにある神社。武田信玄の軍勢が攻めていくときに、焼岳の煙で苦しんでいる兵士を白猿が助けたという伝説がある。
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飛騨一宮水無神社
創建は不詳ながら、平安初期には文献に登場する古い歴史を持つ。珍しい黒い神馬は飛騨出身の名工、左甚五郎の作。
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松倉城跡
永禄年間(1558〜1570)に三木自綱が築城したとされる松倉城。現在は石垣だけが残っているが、標高約850mからの眺めはすばらしい。富山、岐阜、郡上へと通じる街道が一望できる。
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素玄寺
多くの寺院が集まる「寺町」の北の方にあり、高い石垣の上に建っている。その造りは高山城の建築様式で、初代城主長近の菩提を弔うために建てられたといわれている。
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神明神社
古い歴史をもつ由緒ある神社。毎年「いで湯まつり」の会場となり、郷土芸能が披露される。9月の例祭では「鶏芸」を見ることができる。
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大雄寺
もとは国府町にあった寺が江戸時代に移されて現在にいたる。県・市重要文化財指定の鐘堂、山門、観番堂(六角堂)などがある。
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飛騨護国神社
境内には天照大神を奉載する飛騨大神宮、地元の功労者を祀る祖霊殿、金の神を祭る黄金神社、菓子の神を祀る久和司神社、更には工匠飛騨匠を祀る飛騨匠神社が鎮座している。
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石徹白大師堂
奥州平泉の藤原秀衡は霊峰白山の熱心な崇拝者で、石徹白の地に仏像を奉献した。義経の奥州への逃避行に大きな関わりを伝える、岐阜県下随一の虚空蔵菩薩だ。
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天照寺
江戸時代に身預かりとなった、大藩の藩主である徳川家康の六男松平忠輝と加藤清正の孫加藤光正が過ごした歴史ある寺。現在はユースホステルとなっており宿泊もできる。
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長瀬家
1890(明治23)年に建造された、5階建ての合掌造り。初代から三代目までが漢方医だったことから、江戸時代の薬箱などを多数展示。民具や美術品も保存し公開している。
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飛騨総社
杉木立に囲まれた平安時代創建の古社。飛騨国18社の総鎮守で、18社分のご利益が一度に得られると広く信仰を集めている。5月4日、5日の例祭には無形文化財の親子獅子が奉納される。
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円光寺
瀬戸川沿いにある浄土真宗本願寺派の寺。「三寺まいり」の寺のひとつでもある。本堂の妻には、古川大火から寺を守ったといわれる、「水呼びの亀」の彫刻が見られる。
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関善光寺(宗休寺)
地元では「善光寺」の名で通っている天台宗の名刹。本堂での卍型戒壇巡りは日本唯一のもの。4月上旬から中旬頃に見頃を迎えるサクラで知られ、11月中旬頃の紅葉も美しい。
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高山別院 照蓮寺
白川郷から移築され、飛騨における浄土真宗の起源となった寺で、俗に「御坊さま」と呼ばれている。豪農の母屋を移築した寺宝館には中世から近世の飛騨真宗の資料を展示。
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那比新宮神社
古くから山岳信仰の拠点として栄え、数百本もの杉の巨木が生い茂る境内は荘厳な雰囲気に満ちている。虚空像菩薩など数多くの文化財がある。
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円空仏寺宝館
千光寺の境内にあり、円空上人によって残された貴重な仏像を見ることができる。64体もの仏像の中でも「両面宿儺(りょうめんすくな)」は善悪両面を表す顔の表情が見事だ。
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高沢観音
高沢山の山頂にある高野山真言宗。県内最古の寺で、正式名は大日山日龍峰寺。本尊の千手観音菩薩は安産子授け、病気平癒、諸願成就などの御利益があるとされている。
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雲龍寺
寺院がたくさん集まる「寺町」にある東山遊歩道のスタート地点にある寺。この寺の最大の見所は高山城の建物を移築した鐘楼門で高山市文化財。借景式庭園もすばらしい。