佐伯・臼杵・豊後大野の「歴史」観光スポット(全11件)
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宗麟公園
キリシタン大名だった大友宗麟は、晩年を津久見で過ごし、天正15(1587)年に58歳でその人生を終えた。当時は仏式の墓に埋葬されたが、近年クルスが刻まれた墓が横につくられた。
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緒方 宮迫東西石仏
向かって右山に宮迫東石仏、左山に西石仏がある。東石仏は中央に大日如来、右に不動明王、左に毘沙門天を配し、西石仏は阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来が並ぶ。国指定史跡。
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見星禅寺
キリシタン弾圧時に川に捨てられたマリア観音の手水鉢がある。見どころは、竹工芸家、故人間国宝・生野祥雲斉作の網代張りの天井がすばらしい茶室。
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大迫磨崖仏
国道57号沿いに石灰岩でできた洞窟があり、浮き彫りの磨崖仏を見ることができる。高さ約3m、石芯塑像という珍しい手法で、鎌倉後期の作といわれる。
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龍原寺
慶長5(1600)年に稲葉初代藩主が建立。臼杵には30以上の寺があるが、とくに三重塔で有名。聖徳太子像を安置し、「太子塔」と呼ばれている。
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旧臼杵藩主稲葉家下屋敷・旧平井家住宅
稲葉家下屋敷は、東京に居を移した旧臼杵藩主稲葉家の里帰り用の邸宅として建てられたもので、国の登録有形文化財。隣接する旧平井家住宅は、江戸時代の建築様式を残す上級武士住宅。
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佐伯城跡
国木田独歩の『源叔父』の舞台になった城跡。慶長11(1606)年に、標高144mの城山山頂に毛利高政が築城した。現在も「黒門」と呼ばれる三の丸櫓門と石垣が残っている。
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久家の大蔵
築140年の酒蔵の白壁に描かれた、ポルトガルと臼杵の親交を表現したタイル絵。タイルに上薬をかけて色を出すアズレージョという手法を使ったロジェリオ・リベイロ氏の大作だ。
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小倉磨崖石塔
弥生地域の中心部にある石塔。鎌倉期から南北朝期の作とされ、宝塔8塔、五重塔34基の合計42基が、25mにわたって立ち並ぶ。石塔はすべて大分県の重要文化財。
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臼杵城址
大友宗麟によって弘治2(1556)年ころに築かれていた臼杵城。当時は臼杵湾に浮かぶ海城で別名を「丹生島城」という。今は臼杵公園として整備され、復元した櫓がある。春には約千本の桜が咲く。
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臼杵石仏
深田の山肌に彫られた磨崖仏群。ホキ石仏第一群・第二群、山王山石仏、古園石仏の4群に大別される。平安時代後期から鎌倉時代にかけての作と推定され、59体は国宝に指定。