城崎温泉・豊岡・出石・神鍋の「歴史」観光スポット(全15件)
-
温泉寺
城崎温泉の守護寺として知られる。本堂は正面5間で、和様、唐様、天竺様の三様式が融合した造り。本尊の木造十一面観音菩薩立像は檜の一木造りでともに国の重要文化財。
-
家老屋敷
江戸後期には家老級の上級武士の住まいだったところ。大名行列の道具などを展示している。外観は一見して平屋建てに見えるが、不意の襲撃に備えた隠し二階がある。
-
出石城跡
稲荷台、本丸、山里曲輪を段状に配した梯廓式の出石城跡で、出石の町が一望できる。37基もの朱色の鳥居が並び、白い城壁とのコントラストが美しい。桜の名所としても有名。
-
酒蔵
赤い土塀壁が目をひく酒蔵。雨の日は、一層しっとりと落ち着いた雰囲気が漂う。酒蔵の赤色は出石町のシンボルカラーとして町役場や中学校などの外壁にも使われている。
-
出石明治館
明治20(1887)年、出石気多郡役所として建造された。正面玄関の上頭に、コリント風の装飾彫りが見られる出石唯一の擬洋風建築で当時の面影を残す。
-
おりゅう灯籠
かつて旧出石川の大橋東詰にあった船着き場の名残り。鎌倉時代の悲恋物語の主人公にちなんで、灯籠と柳の木をおりゅうと恋人が寄り添って立つ様子に見立てている。
-
御用地館
明治時代に北前船の廻船問屋として財を成した住吉屋の古い商家を活用した展示資料館。住吉屋歴史資料館と竹野出身の書道家、仲田光成の記念館、喫茶コーナーがある。
-
大乗寺
江戸時代に円山派を起こした画家円山応挙とその一門の襖絵が多数残される。仏殿を囲むように孔雀の間、芭蕉の間などが続く。重要文化財165点を所蔵する文化財の宝庫だ。
-
中嶋神社
菓子の元祖といわれる非時香果(ときじくのかぐのこのみ)を持ち帰ったと伝えられる田道間守命を祀る神社。全国の菓子業界の崇敬がある。本殿は国の重要文化財。
-
宗鏡寺
京都東福寺の大道似禅師が開山し、山名氏清によって元中9(1392)年に創建された古寺。境内には沢庵和尚の庭園、お手植えのワビスケ、夢の鐘など多くの見どころがある。
-
大石りく遺髪塚
豊岡藩京極家の家老石束源兵衛の長女りくは播州赤穂の大石良雄に嫁ぎ、広島で没した。その3回忌に豊岡の正福寺に遺髪塚が建立された。この墓碑は遺髪塚を再建したもの。
-
正福寺
朱塗りの観音堂が並ぶ古刹。石段を上り、荒湯を見下ろす高台に位置する。由井正雪一派である熊谷直義の遺品があり、春は一花にめしべが数本ある珍種の八重桜が咲き誇る。
-
極楽寺
応永年間(1394〜1428)に創建された臨済宗の古刹。山門を入ると、黒と白砂のコントラストが見事な枯山水の「清閑庭」がある。座禅体験や法話を聞くことができる(予約制)。
-
永楽館
明治34(1901)年建造の芝居小屋を昔の設計図や建物の調査をもとに、修復前の木材を8割再利用して復元。柿渋を塗った床や柱、人力の回り舞台などが見られる。歌舞伎公演なども行われる。
-
薬師堂
貞観17(875)年に湯村温泉開祖である慈覚大師の徳を称え建立された。堂内には昔の湯村の様子を伝える湯村八景、天井絵が描かれている。境内には松尾芭蕉の句碑が立つ。