神戸の「歴史」観光スポット(全66件)
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風見鶏の館
北野に現存する異人館のなかで唯一のレンガ張り。明治42(1909)年頃に建てられ、尖塔上の風見鶏は北野町のシンボル。室内は重厚な雰囲気で、国指定の重要文化財でもある。
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温泉寺
温泉寺は奈良時代に僧行基が建てたと伝えられる名刹。脇の参道の先にある湯泉神社は、有馬温泉を発見したという大己貴命と少彦名命を祀る。境内からは温泉街が一望できる。
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清盛塚
高さ8.5mの堂々とした石造十三重の塔で、福原遷都や日宋貿易を行った平清盛を供養する塚。北条貞時が建立したとされる。傍らには清盛の甥・経正を祀る琵琶塚がある。
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神戸税関
みなと神戸のランドマークとして親しまれてきた時計塔のある建物は近代化産業遺産に認定。広報展示室には密輸の手口などを展示。10名以上で予約すれば職員の案内で屋上から神戸港が一望できる。
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関帝廟
華僑の信仰が厚い中国寺院。祭神は蜀の武勇・関羽。武の神、財の神として崇められている。内部は極彩色で独特の中国ムードがある。毎年旧暦の盆に「盂蘭盆会」が行われる。
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天上寺
摩耶山の山上にある、7世紀に開創された古刹。本尊は十一面観音。後に弘法大師・空海が釈迦の生母・摩耶夫人の像をこの寺に奉安した。安産腹帯発祥の霊場として知られる。
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祇園神社
京都の八坂神社と同じ祭神「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」を祀る神社。ご利益として疫病退散・水難除け・厄除け等がある。祇園山中腹に位置する境内からは神戸市街を一望できる。
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萌黄の館
明治36(1903)年建築の米国総領事ハンター・シャープ旧邸。淡い鴬色の外壁や開放型ベランダが特徴。異なる色で塗り分けた部屋、凝った絵柄のタイルを使った暖炉などがある。
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北野天満神社
北野の地名の由来は、この地に北野天満神社が建立されたからといわれる。祭神は菅原道真公。高台にある境内から神戸の景色が眼下に眺められる。
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ラインの館
大正4(1915)年建築。横板を重ねて取り付け、ペンキで塗った外壁が美しく、鎧戸、張り出し窓なども明治時代の異人館様式を受け継いでいる。平成23(2011)年4月にリニューアル。
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四宮神社
祭神は、天照大神が素戔嗚尊と剣玉を交換して、誓約の際生まれた三女神の一人である市杵島姫命。厄除け、水商売の神として崇められている。地下鉄県庁前駅からも近い。
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念仏寺
豊臣秀吉の館跡とも、正室ねねの別邸跡とも伝えられる寺。西側には当時の面影を残す石垣や礎石がある。「沙羅樹園」と呼ばれる庭が美しく、沙羅双樹の大木がある。
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三宮神社
天照大神の子神・瀧津姫命を祀り、交通安全、商売繁盛などの御利益があるとされる。「神戸事件」の舞台で「神戸事件発生地」の碑が立つ源平の史跡「河原兄弟社」がある。
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極楽寺
聖徳太子創建と伝わる古刹。元は杖捨橋付近にあったが、洪水による荒廃後、有馬温泉中興の祖と伝わる仁西上人によって現在の位置へ移築された。現在も多くの人が訪れる。
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神戸護国神社
関西学院跡地に素木流造の神殿が建立、昭和16(1941)年に護国神社として列せられた。境内では毎年7月末に盆おどり、毎月第4日曜にはのみの市がある。春は桜が美しい。
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山手八番館
明治後期に建てられたチューダー様式の三連式塔屋と入り口のアーチ部分のステンドグラスが印象的。世界の巨匠の作品や座ると願いが叶うと言われている「サターンの椅子」も展示。
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時宗 真光寺
時宗を開いた捨て聖一遍上人終焉の地。境内の無縁如来塔の左に一遍上人の御廟(お墓)がある。無縁如来塔はお釈迦様涅槃の地インドのクシナガラを偲ばせる。時宗の大檀林(学問寺)の一つ。
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和田岬砲台
勝の設計で2万5千両という大金をかけ建設されるも大砲が装備されることなく役目を終えた砲台です。勿論龍馬も訪れています。当時のままに残っているのですが、残念ながら平成25年まで改修工事中。神戸最重要史蹟の1つですので是非とも覚えておいてください!
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香りの家オランダ館
元オランダ総領事の邸宅。アンティークの家具が置かれている。「香りのアトリエ」ではオリジナル香水を調合してくれるほか、オランダの民族衣裳に着替えることができる。
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英国館
明治40(1907)年建築。ヴィクトリア王朝時代の英国人の生活様式を再現し、庭園にはエリザベス女王が愛用したというダイムラーリムジンを展示。2階では、借りた衣装を着て楽しめる。
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ベンの家
明治35(1902)年に建築された英国人狩猟家ベン・アリソン氏の旧邸宅。居留地にあった商館を住居として移築した異人館最古の建物とされている。剥製のコレクションが見られる。
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薬仙寺
行基が聖武天皇から賜った観音像と、地中より発見されたと伝わる薬師如来が祀られている。後醍醐天皇が病に倒れた際、ここの水を飲んで病が治ったという逸話もある。仏像開帳は8月8・9日のみ。
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坂の上の異人館(旧中国領事館)
明治後期に建てられた。元中国領事館として使われ、館内の趣向を凝らした家具・調度品やオリエンタルな美術品が目を引く。
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松尾稲荷神社
楠木正成縁の神社。創建不詳だが、延元3(1336)年には現在の地にあった。約400個の提灯が下げられ「提灯持ちのお稲荷さん」と親しまれる。ビリケン様の安置が珍しい。
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長田神社
通称「長田さん」として親しまれている商売繁盛の神様。開運招福、厄除けに御利益があるといわれており、毎月1日の「おついたち詣で」には、数千人もの参拝者が訪れる。
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うろこの家・うろこ美術館
天然石で飾った外観がうろこの模様に見えることから付いた名。大正年間に北野に移築された国指定登録有形文化財の異人館。館内ではアンティークを収蔵。隣の美術館3階展望室から神戸市が一望。
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網屋吉兵衛顕彰碑
海軍操練所碑より南へ250m、地元の呉服商・網屋吉兵衛を称える碑。操練所は彼が75歳で完成させた「船たで場」(船底の貝殻等を取る場)を基に建てられました。将軍家茂の神戸視察の際には「神戸は港に最適」と進言。勝や龍馬の神戸での大先輩です。
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生田神社
日本書紀によると、神勅により建てられたとされる。境内の生田の森は古より歌に詠まれ、稚日女尊を祭神としている。恋愛成就の神様としても知られる。
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海軍営之碑
神戸を見下ろす諏訪山公園内に立つ碑です。勝が将軍家茂の神戸視察を記念し「日本海軍発祥の地」として操練所内に立てる為に作ったもの。操練所閉鎖後、生島四郎が保管し、後にこの地に建てました。北野観光のついでに立ち寄ってみてください。
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外弁天(厳島神社)
兵庫七弁天のひとつで、平清盛の800回忌を迎えるにあたり昭和55年に再建。兵庫津の域外にあったので外弁天と呼ばれている。
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勝海舟邸跡
勝は操練所ができあがると、生島邸を出て、生田の森あたりに屋敷を構えたと言われています。ここはまさに三宮の駅前。生島に神戸の土地は後に高く売れるよと語った勝ですが、屋敷跡が神戸の中心地になるとまでは予想していなかったのでは。
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洋館長屋(仏蘭西館)
外国人向けのアパートとして明治37(1904)年に旧居留地に建てられた木造2階建ての洋館。その後、北野へ移築。館内にはガレやドーム兄弟のグラスアートなどが展示されている。
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熊野神社
福原遷都にあたり、平清盛が王城鎮護のため紀州熊野権現を勧請して祀ったといわれる。紀州熊野権現と同じく巽の方向(南東)を向いており、地元では「東向きの権現さん」と尊崇されている。
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シップ神戸海岸ビル
大正7(1918)年に三井物産神戸支店として建設。鉄筋コンクリートと御影石、煉瓦をつみあげたスタイルが斬新で新鮮だ。震災後、4階建てから15階建てに生まれ変わった。
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大歳山遺跡
大正11(1922)年、明石原人の発見者・直良信夫博士がここで縄文時代前期の爪型文土器を発見。その後発見された弥生時代の集落や前方後円墳なども復元保存されている。
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北野外国人倶楽部
明治後期築の旧フリューガ邸。コロニアルスタイルの建物に、神戸港開港時の居留者の社交場を再現している。ブルボン家の暖炉、欧風庭園には馬車や洋式井戸、チャペルがある。
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花隈公園
1570年頃、織田信長が中国地方へ勢力を伸ばす足がかりとして築城。この辺りは海に突き出た台地で海陸の要衝地だった。本丸・二の丸・三の丸は天正8(1580)年に陥落した。
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神戸商船三井ビルディング
旧居留地のシンボル的存在として立つビル。元大阪商船神戸支店として大正11(1922)年に建築された。その重厚な外観の表情に、長い歴史を感じることができる。店舗は1階のみにある。
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チャータードビル
昭和13(1938)年に英国チャータード銀行神戸支店として建築。4枚扉の回転式入り口や広大な吹き抜けなど、英国の銀行らしい圧倒される建造物となっている。現在はテナントが4店舗営業中。
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夢野八幡神社
平清盛が福原新都造営にさきがけ、都の守護神として治承元(1177)年に創祀した神社。自らの荘園・福原荘が見渡せる境内で新都の測定をしたと伝えられている。
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太山寺
原生林を背後に朱塗りの三重の塔が映える。大規模な本堂は国宝、阿弥陀仏と仁王門は国の重要文化財に指定されている。春の桜、夏の深緑、秋の紅葉など四季の風光は美しい。
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本願寺神戸別院
浄土真宗本願寺派本山(西本願寺)直属の別院。昭和5(1930)年、日本初の鉄筋寺院として建築され、平成7(1995)年に改築。インド仏教様式の斬新なデザインでモダン寺と呼ばれる。
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河内國魂神社
五毛天神とも呼ばれる神社。学問の神様である菅原道真を祀っており、境内には梅の紋を押した牛の像がある。五毛天神の元神宮寺である海蔵寺が隣接している。
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雪見御所旧跡
平清盛が太政大臣の職を辞した後に移り住んだといわれる別荘「雪見御所」の跡地に建てられた碑。往時の御所の庭に使われていたと考えられる石を使用。
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安徳宮
一ノ谷の合戦の際に安徳天皇の内裏が置かれた地。源氏に敗れてわずか8歳で命を落とした安徳天皇の冥福を祈るため建立された。
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海神社
3世紀頃の創建。水産業や漁業、海運業の神様として信仰を集める。国道2号沿いの正門前には石造りの鳥居、南の垂水漁港側には高さ12mの赤い鳥居が堂々と立つ。
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弓弦羽神社
嘉祥2(849)年に社殿が建立されたという。拝殿に連なる流造りの銅板葺きの本殿は、重厚な雰囲気が漂う。毎年5月の春祭りには、だんじりが境内に集まって賑わう。
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大龍寺
神護景雲2(768)年に和気清麻呂が開いたと伝えられる古刹。本尊の如意輪観音像は奈良時代の行基作といわれ、重要文化財に指定。奥の院には弘法大師の木造が安置。
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加納宗七像
勝海舟邸跡よりやや南、東遊園地の一角に加納宗七の像があります。紀州藩御用商人でしたが、龍馬暗殺の折に陸奥宗光と共に黒幕とされた紀州藩士・三浦休太郎を襲撃(天満屋事件)。後に材木商を営み神戸発展に尽くし、今でも町名に名を残しています。
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綱敷天満宮
菅原道真が左遷され、太宰府に向かう途中、須磨の浦で休憩した際、地元の漁師が網の綱を敷き円座を作ったことに由来する。文芸上達、学問向上などの御利益があるといわれる。
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神戸海軍操練所記念碑
神戸海軍操練所跡碑よりやや西に歩くと「みなと公園」内に碑が立ちます。向かって左が「海軍営之碑」の複製碑で、右は後の外務大臣・陸奥宗光の功績を記念した顕彰碑。陸奥は元紀州藩士で、神戸以降龍馬と行動を共にし、その才能を愛されました。
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荒田八幡神社
平清盛にゆかりがある。清盛の弟・頼盛の別荘があったとされる平頼盛山荘跡や、治承4(1180)年、福原遷都の際に安徳天皇が入られたとされる安徳天皇行在所跡がある。
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現光寺
永正11(1514)年創建の寺。『源氏物語』須磨の巻の舞台地で、光源氏の住居跡とされる。境内にはこの地を訪れた松尾芭蕉や正岡子規の句碑が建つ。
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六甲八幡神社
毎年1月18・19日に行われる厄除大祭で知られる。19日の「湯立て神事」が有名で、大釜の湯に浸けた笹の束を巫女が「家内安全」の声とともに参拝者に向けてふりかける。
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神戸海軍操練所跡碑
旧居留地・京橋交差点そばに碑が立っています。操練所はここから東へ長く広がり、約10,000坪の広大な敷地を擁しました。龍馬は正確には幕臣向けの操練所ではなく、隣接した勝海舟の私塾「神戸海軍塾」の塾頭を務め諸藩から集まった志士たちを束ねました。
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神戸海軍操練所書生寮跡
操練所の書生寮があったのは大体この辺り。すぐ近くに三宮神社があり、龍馬はその隣にあった行きつけの小料理屋「三茂」でよく飲んだとか。29歳の龍馬が若い連中を連れて遊んだ神戸の姿は、今の神戸と重なるかもしれません。
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兵庫大仏・能福寺
延暦24(805)年に伝教大師最澄が開基。平清盛が剃髪入道した場所。清盛公の墓所でもある。日本三大大仏の兵庫大仏や「神戸事件」の備前藩士滝善三郎の慰霊碑等がある。
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湊川神社
明治5(1872)年の創建。楠木正成公を祀り、境内の東南隅に水戸光圀公建立の正成公の御墓所「嗚呼忠臣楠子之墓」、西北隅には正成公の御殉節地(共に国史跡)がある。
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和田神社
承安3(1173)年、平清盛が兵庫津(神戸港)・大輪田泊築港の際、安全と繁栄を祈願し安芸の宮島から市杵嶋姫大神を勧請し七ヶ所に祀った「兵庫七弁天」のうちのひとつ。
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五色塚古墳
4世紀に造られた兵庫県最大の前方後円墳。全長約194m、後円部の直径約125m、高さ約18mの巨大な古墳で築造当時の姿に復元されたものとして貴重な例。国指定の史跡。
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舞子砲台跡
将軍家茂が視察し、勝が設計した砲台です。明石海峡大橋の袂にあり、現在は台場のみが残ります。砲台建設には操練所の明石藩士たちが手伝いました。龍馬が宿泊した「左海屋」の跡地に建ち、大正期に栄えた「萬亀楼」の屋敷が隣接地に残されています。※私有地の為、内部は未公開です。
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兵庫県公館
明治35(1902)年に兵庫県本庁舎として建設されたフランス・ルネサンス様式の建物。国の登録有形文化財で、迎賓館部門と県政資料館部門があり、土曜は迎賓館部門も公開され美術品を鑑賞できる。
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保久良神社
『延喜式』に記述された由緒ある神社。一帯は眺望が良く、格好のハイキングコースの入り口にある。約250本の梅が紅白織りまぜて咲き乱れる名所としても有名だ。
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高砂ビル
昭和24(1949)年に建てられ、元は倉庫として使われていた。現在では、洋品雑貨や音楽・ダンススタジオなどの店が入る。2階では、不定期だが、ギャラリーなどの展示も催されている。
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大本山須磨寺
仁和2(886)年に開山した源平ゆかりの寺。平敦盛が愛用したとされる青葉の笛や武蔵坊弁慶ゆかりの鐘など、境内に宝物の展示室があり、源平の資料を見学することができる。
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旧ハンター住宅
日立造船の前身、大阪鉄工所を設立したE・H・ハンターの建築。北野町にあったものを移築しており、現存する異人館の中でも最大規模のひとつ。国の指定重要文化財。