東広島・竹原・三原・広島空港の「歴史」観光スポット(全14件)
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春風館
頼山陽の叔父にあたる頼春風の家で、長屋門と玄関構えをもつ武家屋敷風の建物。春風はここで医院を開業していた。重要文化財に指定されており、外観のみ見学できる。
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安芸國分寺
聖武天皇勅命による国分寺の一つで、現在の護摩堂は近世以降に再建されたもの。当時は大伽藍を擁していたと推定され、平成16(2004)年に再建された本堂には薬師如来坐像が祀られている。
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三軒長屋の船宿跡
船宿とは参勤交代の船が寄港したときなどに船の一切を世話したところ。当時のまま残る建物の一角では、元船大工の宮元國也さんが木造船の模型作りを行っている。
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弘法寺
瀬戸内海が一望できる野呂山山頂の東側に建つ真言宗の寺。平安時代、弘法大師が修行を積んだことに由来する。毎年10月には、信者が火の上を歩く火渡式が行われる。
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若胡子屋跡
江戸時代の茶屋(遊郭)の跡。往時には百人の遊女を抱えており、花魁道中も行われていた。奥座敷にある屋久杉の天井や、桜島の溶岩石の土塀などが当時の華やかさを伝える。
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多家神社の宝蔵
全国的に希少な校倉造の建物。特徴は組み上げる材木の形が六角形(通常は五角形)で全国唯一の例とされる。また、現存する広島城の建物としても貴重である。県重要文化財に指定されている。
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白雪楼
江戸時代に多くの漢学者が集った建物を、明治25(1892)年に頼家9代俊直が竹原市に移築。その後下蒲刈町に寄贈された。壁を動かして通路を作る可動壁など珍しい建築様式が見られる。
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西方寺・普明閣
西方寺は永禄3(1560)年、方誉の開山と伝えられる浄土宗の寺。境内南側の一段高い所に建つ普明閣は宝形造り二重屋根をもつ舞台造り風の建物。竹原の町並みが一望できる。
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おかかえ地蔵
修景広場の脇の路地を上った所に祀られている地蔵。祈願しながら地蔵を抱え、軽く持ち上げることができれば、その願いがかなうといわれている。
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満舟寺
安芸守だった平清盛が関前灘で遭難しかけた時、清盛の祈りに応じて嵐を鎮めたお礼に十二面観音を送った。境内には病気やけがにご利益がある健康地蔵も。
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本陣(御茶屋)跡
江戸時代、参勤交代の大名や長崎奉行らの役人が往来の際、宿泊や休憩をした本陣跡。明治時代に取り壊されたが、現在は本陣御門が復元され、当時の面影を伝えている。
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御手洗七卿落遺跡
元治元(1864)年、蛤御門の変で長州軍が幕府に敗れたため、三条実美ら討幕派5人の公卿が、長州兵に守られて京都から長州へ向かう途中に立ち寄った屋敷。
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トンカラリン
19世紀頃に造られたと推定される棚田の導水施設。竪穴と横穴を連結した導水路で、この中を通り抜けると厄落としができるといわれている。
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原田村庄屋、田坂家の多門
見るからに立派な石垣の上に建てられた多門は、ツガと杉を主材にしている。現在も住居として使われているため、内部の見学はできないので、外からのみ見学可能。