御坊・有田・海南・日高の「歴史」観光スポット(全19件)
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長保寺
紀州徳川家の菩提寺。本堂、多宝塔、大門は国宝。紀州徳川家の御廟は国指定史跡。8代将軍吉宗、13代将軍家茂以外の紀州徳川家歴代藩主の墓所が並ぶ。
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中言神社
境内に紀の国名水100選に選ばれた「黒牛の水」が湧く。黒江の町の産土神で町を見下ろす高台にある。万葉の時代にはこの神社ふもとあたりまで入江だったといわれる。
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道成寺
歌舞伎や能で名高い、安珍、清姫の悲恋物語の舞台となった紀州最古の寺で、天台宗の名刹。境内には安珍を埋めたといわれる安珍塚や、清姫が安珍とともに焼きつくした鐘楼跡が残る。
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善福院
建保2(1214)年に栄西禅師によって創建された古刹。乱石積基壇の上に立つ二重屋根、寄棟造りの釈迦堂は国宝に指定されている。
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得生寺
浄土宗の古刹で中将姫ゆかりの寺として名高い。5月14日に行われる中将姫会式は、中将姫が二十五菩薩に迎えられて大往生を遂げたという説話を再現した古式豊かな行事だ。
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施無畏寺
明恵上人修行の地で白上山の中腹にある。春の桜が美しく、眼下には栖原海岸が広がる。白上峰の明恵上人修行地跡に立つ卒塔婆は、国の史跡の明恵紀州八所遺跡の一つ。
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亀山城跡
室町時代に有田、日高、牟婁地方一帯を支配した湯川氏の居城跡。標高130mの場所にあり、日高平野が一望できる。本丸跡、曲輪の段跡あとが残り、本丸跡が公園になっている。
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須佐神社
大和吉野郡から和銅6(713)年遷座したと伝わる古社で、徳川吉宗の寄進と伝わる社宝の太刀は重文。毎年10月14日に行われる千田祭は、漁師が鯛をめぐってもみあう勇敢な行事だ。
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西本願寺日高別院
日高御坊と呼ばれる浄土真宗本願寺派の名刹で御坊の地名の由来になったと伝わる。この地の亀山城主だった湯川直光氏が美浜町に吉原坊舎を建立、のち現在地に移された。
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長久邸
海南市の地酒「長久」の醸造元、中野BC(株)の敷地内に造られた別邸で、3000坪を超す大庭園がある。売店では清酒などの試飲ができるほか、工場見学工程には健康コーナーもある。
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藤白神社
熊野古道に祀られた九十九王子のなかでも格式が高い五体王子の一つ、藤白王子跡に立つ。熊野路唯一の熊野本地仏を祀り、神仏霊場となっている。熊野古道藤白坂上り口の有間皇子遺跡はすぐ近く。
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吉祥寺(薬師堂)
3歳になった子どもが薬師如来に将来の健康と幸福を祈願する、おも講と堂徒式という室町時代から続く行事で名高い有田川町の古刹。重文の仏像を数多く所蔵している。
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野上八幡宮
京都の石清水八幡の別宮として発展した古社で、社殿や拝殿など5棟は桃山様式の建築で重文。桜の季節がとくに風情がある。
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興国寺
源実朝の菩提を弔うため北条政子の財で建立、開山は法燈国師(覚心)。虚無僧尺八発祥の寺として、また味噌伝来、醤油発祥の寺としても知られる。8月15日の燈籠焼行事は県の無形民俗文化財。
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十三神社
1200年ほど前に創建されたと伝わる古社。境内には檜皮葺き三間社流造りの本殿、檜皮葺き一間社春日造りの摂社丹生神社、八幡神社の三棟が並び、いずれも国の重文。
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明恵上人卒塔婆
京都栂尾の高山寺中興の祖として名高い明恵上人は、現在の有田川町出身。国史跡の明恵上人紀州八所卒塔婆のうち、旧金屋町だけで歓喜寺、糸野、筏立の3か所に卒塔婆が立っている。
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丹生神社
毎年10月、体育の日前日に行われる奇祭「笑いまつり」で名高く、笑いの宮と呼ばれる。笑いまつりは先導が「笑え笑え」と囃して歩くあとから五反もある幟や神輿が続く賑やかな祭り。
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歓喜寺
恵心僧都源信の開基と伝えられる有田川町の古刹。明恵上人の誕生の地に近いゆかりから、明恵の高弟、喜海が歓喜寺と号して再興した。
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堅田遺跡
前3世紀後半のものと推定される日本最古の青銅器鋳型が発掘されて注目された御坊市の環濠集落跡。遺跡跡に立つロマンシティ御坊店で出土品のレプリカを見ることができる。