嬉野・武雄・伊万里・有田・太良の「歴史」観光スポット(全30件)
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祐徳稲荷神社
貞享4(1687)年創建。伏見稲荷、笠間稲荷とともに日本三大稲荷の一つに数えられる。「祐徳さん」と親しまれ、霊験あらたかな神として信仰を集めている。
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常光寺
境内にある閻魔大王が有名。高さはおよそ1.7mで木彫りでは日本一の高さを誇る。両側に立つ赤鬼、青鬼など5つの像や、格天井に描かれた極彩色の地獄絵図も見ごたえがある。
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日輪山 水堂安福寺
通称「水堂さん」と呼ばれ、旧暦の4月15日から7月15日まで霊水が湧き出ることで知られる。平安時代、重病の高倉天皇がこの水で病を治したという伝説がある。
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杉岳山不動尊大聖寺
日本三大不動尊の一つで、和銅2(709)年に行基が開山。杉の巨木の空洞の中に社がある御杉堂や、狩野筆といわれる襖絵が残る本堂がある。初夏は約40種類のアジサイが咲く。
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東原庠舎
四代領主多久茂文が、領民の教育の場にと元禄12(1699)年に開学。学問をめざす者に広く開門し、日本の近代化に貢献した多くの人材を輩出した。研修や宿泊ができる。
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万明山円通寺
城山公園のそばに建つ九州四大名古刹の一つ。臨済宗南禅寺派の名刹で、約650年前に開山したと伝えられる。全国に4か所しかない南禅寺派の専門道場の一つでもある。
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星巌寺 五百羅漢
江戸時代の小城支藩藩主・鍋島家の菩提寺だった祥光山星巌寺。境内には、さまざまな表情を見せる200体ほどの羅漢像が並んでいる。
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肥前仏舎利塔
三宝山中腹に建つ真っ白なドーム形の仏塔。世界平和を祈って日本山妙法寺により建立された仏舎利塔で、四方に誕生仏、説法仏、降魔仏、涅槃仏の四体の仏像を祀っている。
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稲佐神社
創建は奈良時代までさかのぼる。神仏習合によって、参道の両側に建てられた真言宗十六坊は、当時の世相を物語る貴重な遺産。現在3坊のみが残る。
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西福寺
8面体の不思議な形をした回転経蔵がある。各面の経架には数千本の経本が納められている。一回まわすと経蔵に納められている経全部を読んだことになるという。
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西岡家住宅
塩田川を利用し、さまざまな物資を運んで栄えた嬉野市塩田町。回船問屋として使われていたという西岡家住宅は、19世紀中ごろに建築されたといわれる国の重要文化財。
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高野寺
1200年余り前に弘法大師空海によって開かれた古刹。境内には20種1000本のシャクナゲが植栽され、毎年4月初旬から5月初旬にはシャクナゲ祭りが開催される。
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龍神社
天明5(1785)年、度重なる台風の襲来に堤防の安全と五穀豊穣を祈り、豊玉姫を奉って建てられた神社。長さ4.5mの龍の皮が神宝として奉納されている。
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秀林寺
JR肥前白石駅の近くにある曹洞宗の寺。『佐賀怪猫伝』『佐賀の夜桜』などで知られる有名な化け猫を「猫大明神」として祀る猫塚がある。
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土井家住宅
旧長崎街道沿いにあり、江戸の面影を色濃く残す。切妻造り、屋根は本瓦葺き、土間と部屋が左右に分けられ、家屋面積の半分が土間という造り。国の重文で、現在も所有者が居住。
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唐船城跡
唐船城は建久6(1195)年、松浦党の祖・源久の孫、有田栄によって築城。以降、約400年にわたって有田氏の支配が続く。現在は本丸跡、狼煙台跡などが残るのみ。
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龍澤寺
600年以上前に、扇山中腹にある石の上で座禅を組み、修行したと伝わる真空禅師こと無著妙融が建立・開山した寺。寺からさらに15分ほど上がったところに伝説の座禅石がある。
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永寿寺
慶長19(1614)年に鍋島茂教が建立した寺で、開山は天国和尚と伝わる。不動堂に安置している重文の不動明王と2体の童子像は藤原時代後期のものと推定される。不動堂を拝観の場合には声かけを。
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太鼓岩不動尊
黒髪山の山頂付近の巨岩に彫られた、全長約7mの不動明王の石像。参拝所では、石像を間近に見ることができる。
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福泉禅寺
平安時代に創建されたと伝わる古刹。歌人和泉式部にまつわる伝説が多数あり、境内の前庭には和泉式部の歌碑が、裏庭には鎌倉時代に建てられた彼女の供養塔が立つ。
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瑞光寺
応安年間に創建された臨済宗南禅寺派の寺。3000坪におよぶ境内は老樹が茂り、荘厳な雰囲気。本尊の薬師如来像は鎌倉初期の運慶の作といわれる。
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山ン寺
およそ800年前に、九州西北部を統治していた松浦党の二大党祖、源四郎大夫直が先祖を祀った地。中世松浦に独特の石造物、山ン寺塔、党祖三代の墓石などがある。
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鹿島城跡
鹿島鍋島家の居城だった鹿島城。明治7(1874)年「佐賀の乱」で焼失、赤門と大手門のみが残る。赤門は現在鹿島高校の校門で、そこから徒歩5分ほどのところに大手門がある。
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豊玉姫神社
嬉野温泉街にあり、春日大神、住吉大神、豊玉姫大神を祭神とする神社。境内の「なまず社」は美肌の神様として広く親しまれている。
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伊萬里神社
伊萬里神社の社殿は釘を一本も使わずに建てられている総木組建築の宮造り。隣には菓子の神を祀る「中島神社」があり、伊万里市出身の製菓王、森永太一郎の像が立っている。
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多久八幡神社
建久4(1193)年、多久太郎宗直の創建と伝えられ、応神天皇、神功皇后、仁徳天皇を祀る。神殿は、桁・梁間3間の流造りで、欄間のボタンや鳳凰の透かし彫りが目を引く。
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牛尾神社
延暦15(796)年創建。源義経や弁慶が腰旗を奉納し、源頼朝が神領を寄進したという由緒ある古社。梅の名所でもあり、1月末から3月上旬は多くの観梅客でにぎわう。
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多久聖廟
宝永5(1708)年に多久家の4代領主、多久茂文によって創建。孔子像をはじめ顔子、曽子、子思、孟子の四配を安置する。現存する孔子廟としては日本最古で国の重要文化財。
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白木聖廟
多久領主の伊豆守茂文が元禄12(1699)年に中国でつくらせた孔子像を明治21(1888)年の白木聖廟の建立時に遷座。国内に現存する数少ない中国製孔子像として価値が高い。
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陶山神社
応神天皇を祀る有田の総鎮守。有田の名工たちが技を競って奉納した磁器製の大鳥居、磁器の狛犬、大灯籠、大水瓶、龍が描かれた陶柱、磁気製の欄干などがある。境内からは有田の町を一望。