白石・宮城蔵王の「歴史」観光スポット(全19件)
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白石城
白石城は元和元(1615)年の「一国一城令」以後も特に許されて仙台藩の2つめの城としてそのまま存続。復元された城は昔の建築様式のまま、数百年の歳月に耐え得る構造になっている。
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カトリック大河原教会
大正4年に建てられた、大河原町で初めての洋風建築物。大きくはないが品がよく可愛らしい感じだ。内部はステンドグラスが美しい。
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雷神山古墳
国指定の史跡。全長約168m、高さ約12mの前方後円墳で、後円部に雷神を祀るほこらがあることから雷神山と呼ばれる。5世紀前半頃の首長がこの墳墓の主と推定。
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唐船番所跡
1646年に設置された外国船の見張り所跡で、領内に5カ所あった番所のひとつ。見張り台があっただけに海の眺めは最高で、仙台湾のほか金華山まで望むことができる。
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安藤家本陣
旅籠や木賃宿が立ち並んだ山中七ヶ宿街道の中で、殿様や要人が宿泊した安藤家本陣。今も当時のままの姿だが、個人宅なので内部は非公開。
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片倉家御廟所
死してなお白石城を見守れるよう愛宕山山麓に片倉家の墓所を造ったのは3代小十郎景長。石垣の囲いの中、10体の阿弥陀如来座像と1つの墓碑が、城を向いてたたずむ。
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大光寺
昔、疫病が流行った時に、大光寺の和尚が人びとを救うため、山中で石に像を刻んだ。するとたちまち疫病は去ったという。本堂裏手の岩窟にはその時彫られた像が並ぶ。
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大鳥居
鎌倉時代、不忘山の頂に「蔵王大権現」が祀られ、山岳詣が盛んになった江戸時代には登山口に石鳥居が建てられた。現在の大鳥居もかつてと同じ場所にあり、霊峰への入り口を示している。
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蔵の郷土館 斎理屋敷
江戸時代から昭和の初期にかけて繁栄した、丸森の豪商・斎藤理助氏の屋敷を公開。蔵に収められた豪華絢爛な秘蔵の品が見ものだ。
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大黒天
標高1432m地点に祀られた小さな大黒様。付近には供養の石碑群も立ち並んでいる。標高1750mの刈田岳への登山口でもあり、雲上散歩を楽しみながら初心者でも1時間たらずで山頂へたどりつける。
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孝子堂
講談「奥州白石噺」や歌舞伎「碁太平記白石噺」は武士に父を殺された姉妹が由井正雪のもとで武道の腕を磨き、仇討ちを遂げたという物語。孝子堂は、この姉妹と父の霊をまつっている。
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蔵王不動尊
真っ赤に燃える炎を背景に、迫力ある形相で立つ不動明王像。近くには落差53.5m、蔵王山中の滝のなかでもっとも大きな不動滝を望む展望台がある。滝の周囲は紅葉が美しい。
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白鳥神社(奥州の蛇藤)
境内には樹齢1000年を超える大木が林立する。中でも見ものは、前九年の役(1051〜1063年)の際に源義家が敵に囲まれた時、大蛇となって窮地を救ったという蛇藤。
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振袖地蔵
縁結びの神として知られる。昔、秋田佐竹藩の殿様が美しい村娘を見初めたが、翌年娘が病死したことを知り、大変悲しんで地蔵を刻ませたという。
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迴り石
篠笛の名人だった渡し舟の船頭は、引き離されて身投げした豪農の娘を偲び、大岩で篠笛を吹くと娘が現れ、夜毎逢瀬を重ねるようになったという。
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金蛇水神社
雌雄一対の金蛇を御神体としていて、特に金運、商売繁盛に御利益があるとされる。初夏から咲き乱れる藤やツツジなどの花が美しく、中でも1300株もの牡丹が見事。
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高蔵寺阿弥陀堂
杉木立に覆われた中に、荘厳な姿で建つのが高蔵寺阿弥陀堂。東北に3堂だけ残る平安文化の貴重な遺産であり、国の重要文化財の指定を受けている。
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萬蔵稲荷
馬方の万蔵がある日、老僧に食物を求められてこれを手厚くもてなした。老僧は実は稲荷神社の化身であり、礼として万蔵に馬を与えた。万蔵がこの馬を元手に稲荷神社を建てたという伝説が残る。
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白鳥神社(奥州の蛇藤)
大杉に巻きつく姿が大蛇のように見えることから「奥州の蛇藤」と呼ばれている藤の木が有名。