伊賀・名張の「歴史」観光スポット(全14件)
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上野城(白鳳城)
慶長16(1611)年に藤堂高虎が手掛けた城だが、完成直前に暴風雨のために天守が倒壊、約30mの内堀の石垣のみが残された。現在の天守は昭和になって再建されたものだ。
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芭蕉翁生家
松尾芭蕉の生家。書斎「釣月軒」が奥にあり、29歳まで生家で過ごし、ここで処女句集「貝おほひ」を執筆した。近くには、松尾家の菩提寺愛染院、遺髪を納めた故郷塚がある。
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上野天神宮
松尾芭蕉が29歳の時に俳諧仲間の句を集めて編纂した処女句集『貝おほひ』を奉納した、東町にある神社。学問の神様・菅原道真公を祀っており、秋の「上野天神祭」で知られる。
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美旗古墳群
田園風景のなかにこんもりと点在する古墳群は、伊賀地方の豪族伊賀氏または名張氏のものと推測され、県下最大の規模を誇る。全長140mはある前方後円墳の馬塚などを見ることができる。
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名張藤堂家邸跡
藤堂高吉から始まる名張藤堂家の御殿。広大な屋敷だったが、今は奥住居の一部と桃山式枯山水の庭園が残るのみ。江戸時代の上級武家屋敷が残っているのは全国でも珍しい。
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蓑虫庵
俳聖・松尾芭蕉ゆかりの建物。芭蕉五庵のひとつといわれ、なおかつ現存する唯一のものとなっている。芭蕉の高弟・服部土芳(はっとりどぼう)の住居跡で、江戸時代の典型的な茶屋造り。
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大村神社
伊賀地方の古社で、日本三大奇鐘のひとつ、虫食鐘がある。樹齢数百年もの古木が立ち並ぶ境内には1200年もの間大地震を防いできたといわれる要石が祀られている。
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観菩提寺
天平勝宝3(751)年、奈良東大寺の実忠和尚創建の古刹。楼門、本堂、そして33年に一度しかご開帳されない本尊の十一面観世音菩薩像は秘仏で国の重文。次回の開帳は平成27(2015)年予定。
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故郷塚
松尾芭蕉の生家から東南へ100mほどのところにある、松尾家代々の菩提寺・愛染院の境内の一角に立つ自然石の塚。旅の途中で亡くなった芭蕉の遺髪が納められている。
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旧崇廣堂
津藩10代目の藩主・藤堂高兌が津の藩校有造館の支校として創建した学校。昭和5(1930)年に国の史跡に指定された。当時の様子がうかがえる貴重な史跡だ。
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敢國神社
創建は1300年前と伝えられる古社で、御祭神は四道将軍の一人として活躍した大彦命ほか二柱。境内には病に効くといわれている御神水や、霊験あらたかな「むすび社」などがある。
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旧小田小学校本館
明治14(1881)年築の洋風木造建築で、寄棟造りの2階建て。細部のデザインまでこだわりぬいたこの建物は、実は村の人々が資金を出し合って建てたものだというから驚きだ。
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霊山寺
最澄が開基したと伝えられる古刹。本尊は十一面観音世音菩薩で、像高1.8m、江戸時代初期のもの。参道周辺には石仏が並び、境内にはオハツキイチョウの大木がある。
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夏見廃寺跡
名張川右岸の男山南斜面にある古代寺院跡。白鳳文化を伝える「せん仏」などが出土、国の史跡に指定され公園として整備されている。出土品を展示する夏見廃寺展示館を併設。