北上・花巻・遠野の「歴史」観光スポット(全13件)
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みちのく民俗村
北上川流域の古民家や歴史的建造物を復元・保存しながら、先人の生活を体験することのできる野外博物館に仕立ててある。
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佐々木喜善生家
遠野地方の民話・伝承を、柳田國男に語り聞かせた文学者・佐々木喜善(鏡石)の生家。明治42(1909)年に、柳田がここを訪ねたとき佐々木は東京にいたため、遠野で会うことはできなかった。
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身照寺
静かな境内から、本堂の裏手にまわれば幾多の墓石に混じって宮沢賢治の墓がある。帽子を被ったようなユニークな形の墓石が、賢治が眠る場所だ。日蓮宗総本山身延山久遠寺の別院。南部家菩提寺。
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卯子酉様
小さな祠の前にある木に、境内で販売している赤い布を左手で結ぶことができれば縁が結ばれるという伝説がある社。『遠野物語』にも登場する古くから信仰と民話が息づく神社だ。
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福泉寺
大正元(1912)年開基の真言宗の寺。2代目住職の摺石宥然師が建立を発願した福徳十一面観音像は、一木彫の観音像としては日本一の高さを誇る。ミニ四國八十八ヶ所と西國三十三観音霊場もある。
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常堅寺の狛犬
常堅寺の境内にある頭の上に皿を載せたユニークな狛犬。火災の際に、この寺に避難してきたカッパがお礼のために狛犬になったという伝説に基づいている。
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五百羅漢
江戸時代に遠野を襲った大飢饉の犠牲者を供養するため、大小500の自然石(花崗岩)に彫られた五百羅漢。風雪に晒され原型は損なわれているものも多いが、当時の悲痛な思いを感じさせられる。
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さすらい地蔵
白幡神社の境内に立つこの簡素な石仏は女性の地蔵で、夜になると台座からこっそり抜け出し若者と遊びまわる癖があったといわれている。
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「雨ニモマケズ」宮沢賢治詩碑
宮沢賢治が自らの手帳に記した『雨ニモマケズ』の詩。その後半部分が刻まれた高さ5mの詩碑が、賢治が暮らしていた高台に立つ。文字は知己の仲だった高村光太郎によるもの。
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花巻城址
慶長19(1614)年に南部彦九郎政直が2万石を領して築いた居城。当時は三の丸まである巨大な平城であった。現在は花巻城時鐘と円城寺門が残る。
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北上夜曲の碑
「匂いやさしい白百合の〜」で始まる『北上夜曲』は菊地規作詞、安藤睦夫作曲による青春愛唱歌。北上川河畔に建立された歌碑には作曲者直筆の五線譜が刻み込まれている。
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山崎のコンセイサマ
『遠野物語』にも登場するコンセイサマ。祀られているコンセイサマは五穀豊穣や子授けの神として信仰されている。ユーモラスな御神体は高さ1.5m。
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兜跋毘沙門天立像
坂上田村麻呂によって造られたケヤキの一本彫成仏。厳然と立つ4.73mの像は見る者に威圧感を与える。左右に座す二鬼もすさまじい形相だ。