北九州空港・苅田・行橋・豊前の「歴史」観光スポット(全19件)
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御所ヶ谷神籠石
国の史跡。行橋市南西部の御所ヶ岳山頂から山麓一帯にある7世紀ころの古代山城跡で、約3kmにわたって土塁や石塁がめぐる。土塁基底部にある花崗岩切り石が遺跡名の由来。
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天仲寺古墳
豊前・築上地域最大の規模をもつ古墳。6世紀半ころのものと推定される複室の横穴式石室で、二重の周溝をもつ三段築造の円墳。古墳がある一帯は公園になっている。
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豊前国分寺跡
奈良時代に聖武天皇の勅命によって全国の国ごとに建てられた国分寺の一つ。明治29(1896)年に竣工した三重塔は高さ23.5m。周囲からは遺構や遺物が多数見つかっている。
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友枝瓦窯跡
出土品の模様から奈良期の窯跡と推定。ここから出土された瓦と、上毛町の垂水廃寺跡で発見された瓦が同一であることから、寺の建立のための瓦が焼かれていたといわれる。
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橘塚古墳
6世紀後半につくられた方墳。巨岩を組んだ横穴式石室は規模が大きく、かつてこの地で権力をふるった豪族のものと推測される。国の史跡。
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山頭火句碑・山頭火と緑平の句碑
漂白の俳人種田山頭火と明治豊国病院の内科医であった木村緑平。糸田町を舞台にしたこの2人の文芸活動を記念して、町内の8か所に俳句の石碑やレリーフを設置している。
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須佐神社
北部九州一帯の厄除け開運、民生安護の守護神。祗園祭では全国唯一の連歌奉納が行われる。143段の石段上には神社樽築がそびえ、京都平野を見渡すことができる。
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鈴熊寺
奈良時代に行基が建立したと伝えられる。境内には、涅槃仏を刻んだ高さ2m、幅3mの巨石、梵字で真言の聖句を刻んだ石塔が点在。本尊の木造薬師如来坐像は国の重要有形文化財。
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天徳寺
その昔、この地を治めた武将宇都宮一族が開いた寺で、一族の菩提寺となっている。寺の裏手には、当主の宇都宮長房、鎮房、朝房父子をはじめとする一族の墓や苔に覆われた五輪塔が並ぶ。
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英彦山神宮
英彦山はかつて修験の山として栄えた霊山。銅の鳥居をくぐり、石段を登ると奉弊殿、下宮がある。山頂の上宮まで3kmほどの参道が続く。春は新緑、夏は涼しく、秋は紅葉が美しい。
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八幡古表神社
祭神は神功皇后と虚空津姫命で、社伝では飛鳥時代の創建とされる。4年に一度の放生会で奉納する細男舞・神相撲は重要無形民俗文化財、舞と相撲に使う47体の操り人形は重要有形民俗文化財。
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興国寺
標高901mの福智山の南ろくにある古刹。足利尊氏、直義兄弟の発願により建立された安国寺の一つ。尊氏の隠れ穴、無穏元晦座像、興国寺仏殿、興国寺文書などがある。
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胸の観音
鹿ヶ峰の中腹にある大きな岩陰に、遠い昔の大干ばつの際に雨ごいの人柱となった長者の娘・早苗姫を祀る観音堂がある。胸の痛み、苦しみを治す観音といわれている。
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千手観音堂
別名「乳の観音」といわれ、本堂裏の岩壁からしたたり落ちる清水でおかゆを炊いて食べると、母乳がよく出るようになるとの言い伝えから、出産を控えた女性の参拝客が多い。
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香春神社
崇神天皇の時代、香春岳山頂に分祀されていた3つの神社を和銅2(709)年に今の場所に合祭し、一祠が営まれた。香春三社大明神ともいわれ、広く崇敬を集めている。
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神宮院
伝教大師最澄ゆかりの歴史ある新宮院。境内にある推定樹齢約800年、樹高40m、枝下約8mの大銀杏は福岡県の天然記念物に指定されている。
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石塚山古墳
全長約110mの古墳は九州最大規模で、最古クラスの畿内型前方後円墳。竪穴式石室からは、三角縁神獣鏡14面や太刀片などが出土している。国の史跡。
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光蓮寺
山号は降鬼山。この山号は、開山した義岳が、守り本尊の観音像を奉持して、この地に出没していた妖怪を退治したという伝説に由来する。
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綾塚古墳
九州自然歩道沿線にあり、6世紀後半につくられたと推定される円墳。横穴式石室には家型の石棺が安置されていて、高貴な姫の墳墓と伝えられる。国の史跡。