若狭・小浜・高浜の「歴史」観光スポット(全29件)
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八幡神社
創建は奈良時代末期ともいわれている。建造物は江戸時代中期のもので、若狭路最大の伝統行事「放生祭」も、江戸時代から同じ形で続いている。
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萬徳寺
本尊は阿弥陀如来(重文)。文永2(1265)年に極楽寺の名前で存在が記されている真言宗の古刹。庭園は国名勝指定、日本紅葉百選にも選ばれており、春は花の寺と呼ばれる。書院は茅葺屋根。
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若狭神宮寺
仁王門や本堂にはしめ縄がかけられ、神様と仏様が同居している希少な寺院。毎年3月2日に神宮寺と鵜の瀬で行われる「お水送り」神事で有名で、水は10日後に奈良東大寺二月堂に届くといわれる。
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空印寺
小浜藩主酒井家の墓所あり。人魚の肉を食べて800歳まで生きたという伝説の、八百比丘尼も祀られている。敷地内には比丘尼が入洞した洞窟もあり、今も小浜では人魚伝説が色濃く残っている。
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天徳寺
養老7(723)年、泰澄大師が開基。のち弘法大師が寺観を整えた。天の声あって佐渡の石工に刻ませたとの秘話を持つ四国88ヵ所石仏および名水で知られる「瓜割の滝」が奥山にある古刹。
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若狭彦神社
霊亀元(715)年に創建された若狭一の宮。本殿などは県の指定文化財になっている。上社(若狭彦神社)と下社(若狭姫神社)に分かれ、両社を合わせて若狭彦神社という。
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常高寺
創建は寛永7(1630)年。織田信長の妹・お市の方の次女である常高院の菩提寺でもあり、自筆で書かれた手紙や肖像画、墓など珍しいものが保管されている。
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羽賀寺
羽賀山の麓に佇む古刹。本尊の十一面観音菩薩立像は平安初期の作で、女帝・元正天皇の御影ともいわれ、その尊顔の柔和さは心の安らぎを与えてくれる。
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明通寺
平安京の大同元(806)年に征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建したと伝えられる古刹。国宝に指定されている入母屋造りの本堂と檜皮葺きの三重塔の静かな佇まいが美しい。
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若狭姫神社
若狭彦神社と併せて若狭一の宮と称せられる若狭最古の神社。高さ約40mの千年杉は、不老長寿の象徴とされている。境内には子種石などもあり、安産のご利益があるといわれる。
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中山寺
奈良時代に平城天皇の勅願により泰澄大師が創建。本堂は重要文化財に指定されている。本尊の馬頭観音(重文)は17年ごとに開扉される秘仏だ。
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銀杏観音
諦応寺の山門近くにそびえ立つ大きなイチョウに彫られた十一面観音像。江戸末期に諦応寺第三十世住職が、幕末の混乱や疫病、飢饉を嘆いて、人々の救済と繁栄を祈り掘り込んだと伝えられる。
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恵比須神社
恵比須大神を主祭神とし、商売・漁業・子供の守り神として、全国から信仰を集めている。「えびす飴」は、恵比須大神がこれによって成長したと伝えられている。
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松木神社
江戸時代初期、過酷な年貢の取立てに苦しむ農民の代表として、領主に年貢の軽減を直訴。一命を捨てて悲願を成し遂げた若狭の義民・松木庄左衛門が祀られている。
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熊川番所
若狭路と近江の国境に位置し、江戸時代にここで行き来する庶民に往来手形が発行されていた。明治3(1870)年に役割を終えていた熊川番所を復元整備した、全国でも貴重な建造物。
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岡津製塩遺跡
小浜湾・青戸の入り江に面したところにある、古墳時代後期から奈良時代にかけての製塩遺跡。若狭では塩づくりは盛んで、海岸線全域で塩を生産していた。
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妙楽寺
本堂は鎌倉時代初期に建立されたもので若狭最古の建造物。この本堂には、24面を持つ珍しい木造千手観音菩薩立平安時代像が安置されている。
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圓照寺
臨済宗南禅寺派の寺。金色に輝く木造大日如来坐像は12世紀の作で、高さ251.5cmの大作である。江戸初期に造園された庭園には、樹上で産卵する珍しいモリアオガエルが生息している。
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マーメイドテラス
2体の人魚の像が、市街地海岸沿いにあるテラス。この地には、人魚の肉を食べ、不老不死になったという「八百比丘尼(やおびくに)」の伝説が伝えられている。
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馬居寺
若狭路で最も古く619年に聖徳太子が開いたとされる。本尊は平安時代後期の作といわれる木造馬頭観音坐像(国重文指定)。本堂の横には鎌倉期以降に造られたといわれる百数十体の石仏が並ぶ。
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多田寺
開基創建勝行上人は46代孝謙天皇の眼病を治したと言われている。木造薬師如来立像は眼病に霊験あらたかといわれている。1000年以上前に作られた仏像が11体ある。
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鳥浜貝塚公園
およそ1万24年前〜5千年前の縄文時代の遺物が三方湖に注ぐ鱒川と高瀬川の合流地点で大量に発掘され、それを記念してできた公園。
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若狭国分寺
天平13(741)年に聖武天皇の勅命で諸国に建立された国分寺の一つ。現在の釈迦堂は宝永2(1705)年に再建され、春日仏師の作といわれる薬師如来が鎮座している。
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三方石観世音
弘法大師が一夜で彫りあげた観音像は夜明けを告げる鶏の鳴き声を聞いて彫るのをやめたために右手首がない。その由来から「片手観音」と云われ、手足の病にご利益があるとされる。
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和合神社
三方五湖を望む梅丈岳山頂公園にあり、恋愛成就や願掛けスポットとして有名。一つの社を二人で向かい合って参詣すれば、恋が実るといわれる。
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禅定山 檀渓寺
小浜と京を結ぶ街道沿いにあった名田庄は、仏教の信仰篤い地。本尊は十一面千手観音菩薩像。若狭観音霊場第26番札所。付近には野鹿の滝やシャクナゲの原生林がある。
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道しるべ
上中地区日笠にある道しるべ。道しるべはほかにも点在している。古くから街道を行き交う人々にとっての道標であったものは、現代の風景の中ではその地の歴史を感じさせる。
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山川登美子歌碑
与謝野晶子とは良きライバルだったが、結核を患い小浜で29歳の短い生涯を閉じた。ここには、明治を代表する女流歌人として活躍した、小浜出身の彼女の歌碑が刻まれている。
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宇波西神社
創建が大宝元(701)年。大同元(806)年に現在地に移った。海漁と安産の神様が鎮座し、毎年4月8日に行なわれる例祭神事芸能「王の舞・獅子舞・田楽」は国の選択無形民俗文化財に選ばれている。