あわら・三国の「歴史」観光スポット(全13件)
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丸岡城
天正4(1576)年に柴田勝豊によって築城。木造天守の中で最も古い天守閣を持つ。桜の名所100選にも選ばれており、春には約400本の桜が咲き誇る。また史実をもとに「一筆啓上賞」を設けている。
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新田義貞公墓所
称念寺にある南朝の武将、新田義貞の墓所。暦応元(1338)年、北朝の斯波高経に敗れて戦死、称念寺に葬られた。現在の五輪の石塔は、天保8(1837)年に建立されたもの。
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まつや地蔵
商家松屋は富を得る職業と引き換えに、娘を大蛇の化身に嫁入りさせたという。のちに資産家となった松屋が娘のために建てた供養塔。
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えっせる坂
三国にゆかりがある、えっせる坂の名前の由来は、明治の初めに作られた龍翔小学校の設計士であるG.Aエッセルの名前から生まれたものである。
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“一筆啓上”書簡碑
本多重次が陣中から妻にあてて送った手紙が刻まれた碑。これにちなみ“日本一短い手紙 一筆啓上賞”が創設された。
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大森円墳
一説によれば、埋葬されているのは継体天皇と土地の豪族道麻呂の姫、琵琶姫との間に生まれた千鶴姫。内部には石室があり、棺や玉類・鏡・土器などの副葬品も収められているといわれている。
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三好達治の詩碑文学碑
「わが心のふるさと」と言い切るほど三国を愛した漂泊の詩人、三好達治の詩が刻まれた石碑。その他にも荒磯遊歩道の道沿いには、彼の文学碑「荒天薄暮」が設けられている。
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大善寺
寛弘8(1011)年に創建された古刹。寺宝の「金銅孔雀文磬」は国の重要文化財。他にも金岡巨勢作の厨子やボケ封じの白寿観音などを所蔵。
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高見順文学碑
荒磯遊歩道の入り口から歩いてすぐにある文学碑。三国生まれの作家、高見順が病床で故郷の三国を想い書いた「死の淵より」の中にある「荒磯」の一節が刻まれている。
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瀧谷寺
永和元(1375)年創建の真言宗智山派の古刹で、紀州根来寺の学僧・睿憲の開基。宝物殿には国宝の金銅毛彫宝相華文磬や重要文化財県指定文書が収蔵、一部が展示されている。
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山口誓子句碑
京都出身で高浜虚子の弟子でもある山口誓子が観光がてらに福井を訪れた際、日本海の雄大な風景に心惹かれて詠んだ句が刻まれている。荒磯遊歩道の終点近くに設置される。
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吉崎御坊願慶寺
文明3(1471)年に蓮如上人が開基し、北陸布教の拠点にした寺院。御坊跡は国指定の史跡として整備され、高村光雲作の蓮如上人像や、「嫁おどしの肉付き面」の民話やおもしろ法話が人気だ。
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虚子・愛子・柏翠句碑
若くして病死した三国出身の森田愛子を偲んで、師匠の高浜虚子と兄弟子の伊藤柏翠が詠った句と、愛子自らが病床にある自分の心を詠った句が3つの石碑に刻まれ並ぶ。