佐渡の「歴史」観光スポット(全24件)
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長谷寺
花の寺として知られ、4月は桜、5月は牡丹、6月はサツキ、アジサイ、8月はサルスベリ、11月は紅葉が寺を彩る。文化財は、国指定文化財1件、県指定文化財6件、県指定天然記念物が2件ある。
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世尊寺
日蓮聖人の高弟日興上人開基といわれる古刹。日蓮聖人・日興上人筆の大黒天画像一軸曼荼羅や順徳院遺物と伝えられる紺紙金泥の写経などを蔵している。
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黒木御所跡
24歳の若さで佐渡に流された順徳上皇が、亡くなるまでの22年間を過ごした御所跡。皮つきのままの丸木で造られた粗末な宮であったところから、名が付いたという。
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大膳神社
能舞台は江戸時代後期の建物で、茅葺き屋根の曲線美や建造物の持つ優しさが心をなごませてくれる。高い杉木立の中の能舞台は優雅で静かなたたずまいだ。
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本間家能舞台
本間家は江戸時代に宗家を補う地位にあった佐渡宝生流の家元。舞台は明治中期に建てられたもので床下に音響効果のための瓶が埋められている。例年7月の最終日曜日に演能がある。
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妙宣寺
新潟県では唯一、国の重要文化財の五重塔がある。文政10(1827)年に建立された。境内には、日野資朝の墓所(火葬跡)や重要文化財の日蓮直筆の書状が残る。
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国分寺
五穀豊穣と国家鎮護を願う佐渡国分寺は、すでに国府が置かれていた天平13(741)年に聖武天皇の勅命により建立。杉に囲まれた美しい参道は散策に最適。隣には国分寺跡がある。
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実相寺
日蓮にゆかりの史跡。流人の身だった日蓮はここで毎日朝日を拝み、亡き父母を偲んだといわれている。境内には、三つ又の葉の三本松や、枝が下向きに生えるしだれ松がある。
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海潮寺
曹洞宗の寺院。順徳上皇のお手植えと伝えられている御所桜が有名だ。4月下旬〜5月上旬の開花期には一つの枝に一重と八重の花が混じり咲く。「匂桜」とも呼ばれ国の天然記念物に指定。
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蓮華峰寺
境内に植えられたアジサイが有名で、毎年6〜7月にはスイレンとともに見頃を迎える。境内の金堂、弘法堂、骨堂はいずれも国の重要文化財。他に15の建物は全て登録有形文化財指定。
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真野御陵
御陵となっているが、順徳上皇を荼毘に伏した跡で、正式には順徳上皇の火葬塚という。承久の乱に敗れてからの波乱に満ちた生涯の一片をかいま見ることができる。
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妙照寺
日蓮が赦免を受けて鎌倉へ帰るまでの2年間を過ごして『観心本尊抄』を著した寺として知られる。本堂や庫裏の屋根は、茅葺きで、特に高台にある開山堂から見ると雄大だ。
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大安寺
佐渡奉行、大久保石見守長安が創建した寺で、境内には長安の逆修塔がある。逆修塔とは生前に死後の冥福を祈って本人が建立するもの。長い石畳が美しい寺でもある。
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牛尾神社
入母屋造り橋掛かり付きの舞台があり、6月には薪能が催される。社宝に「面匠春日作」と伝えられる翁の面がある。全面の透かし彫りが見事な拝殿も見られる。
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津神島神社
1152年に航海と商売繁盛の神を迎えたとの説がある神社。明治元年の和船柄と帆船柄の絵馬が奉納されている。両津湾に浮かぶ津神島内にあり、海への美しい眺望も楽しめる。
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宇賀神社
標高100mの山頂にあり、白蛇を御神体として祀る神社。商売繁盛の“宇賀神さん”と呼ばれ、県外からも信仰を集めている。参道から続く600もの石段を登るが、境内からの眺めは見事だ。
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岩屋山・磨崖仏
小木民俗博物館から10分ほど登った所にある海蝕洞窟。通称“岩屋さん”と呼ばれるこの洞の内壁には、3か所に計8本の仏像が彫られている。入口前には四国八十八ヶ所の本尊石仏が並ぶ。
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小比叡神社
蓮華峰寺境内に建っている神社は、菅原道真を祀る茅葺き屋根のひなびた社。慶長13(1608)年の刻銘がある石造明神鳥居は九州方面のものと同じで、日本海側最北と言われている。
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大山祗神社
初代奉行大久保長安が、金山の守護神として慶長10(1605)年に創建。拝殿内には、採掘作業の無事を願う神事「やわらぎ」の光景を見せる連歌の奉納額が掛かる。
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長安寺
若狭の海から引き上げたという、鎌倉時代に朝鮮半島で作られた鐘や平安朝末期の阿弥陀如来が安置されている。どちらも国の指定文化財。予約しておけば見学することができる。
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佐渡飛鳥の碑
佐渡を訪れた評論家・亀井勝一郎がこの風景を奈良の飛鳥路にたとえたのが昭和25(1950)年のこと。田園の彼方に大佐渡山脈がそびえる開放的な風景がどこまでも続く。
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度津神社
巨大な鳥居が迎える島内最古の神社。佐渡の一の宮としても敬われているお社で、拝殿までの参道は玉砂利が敷かれており情緒を感じさせる。例祭日には神事として「やぶさめ」が行われる。
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水替無宿の墓
水替無宿とは、金山坑内の水を汲み出す過酷な作業をした人達のこと。彼らは陽のあたらない激しい労働のために早死にをするものが多かったのだが、これはその霊を慰めた塔。
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金刀比羅神社
江戸初期に海上安全と金山繁栄を祈願して建立。拝殿内には、幕末から大正期に奉納された船絵馬が重なり合うように掛かっている。絵の微妙な違いを見るのもいいだろう。