鳴子・古川・くりこま高原の「自然」観光スポット(全13件)
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潟沼
日本有数の酸性度を誇るカルデラ湖。湖の周囲からは硫化水素と蒸気が噴出している。天候によって湖面の色が変わり、吸血しないユスリカが生息することでも有名。
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地獄谷
鬼首温泉の源泉で地獄沢とも呼ばれている。沢の両岸と林間で大小さまざまな源泉を見ることができ、間歇泉も多数点在。沢づたいには遊歩道が整備されている。紅葉は特に見事。
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荒湯地獄
焼けただれた岩がむき出しになった谷のあちこちから湯煙が上がる風景は圧巻。冬は県道249号が雪による通行止めになるため見学はできない。
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尿前の関
仙台藩が出羽街道に設けた関所跡。松尾芭蕉は尿前の関で厳しい取り調べを受け、非常に難儀したことを「奥の細道」に残している。今でも杉林に囲まれた道が残る。
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七ッ森
笹倉山、松倉山、撫倉山、大倉山、蜂倉山、鎌倉山、遂倉山と標高200〜500m級の小さな山が7つ並び、美しい景観を見せる。すそ野には広大な多目的ダム、七ッ森湖が広がる。
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栗駒山
宮城、秋田、岩手の3県にまたがる標高1626mの活火山。山頂からは鳥海山、月山、蔵王連山など360度の雄大なパノラマを見ることができる。頂上付近は高山植物の宝庫でもある。
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伊豆沼
東日本のごく一部の沼や河川でしか越冬していないガンが、2万羽以上冬を過ごす貴重な沼。仙北平野のほぼ中央に位置し、ハクチョウや各種のカモたちも数多く渡って来る。
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船形山
宮城、山形の県境にそびえ、船形火山群の主峰となる火山。山容なだらかで比較的深山であることから登山コースは多様だ。保野川林道は道幅狭く約17kmの悪路のため高床車や四駆車がお勧め。
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湯浜峠
昭和53(1978)年に開通した宮城と秋田を結ぶ国道398号の峠のひとつ。開通記念碑が建っている付近からは、栗駒山の雄大な姿を眺めることができる。
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仙台藩花山村寒湯番所跡
秋田県の湯沢市皆瀬に通じる花山峠越えの秋田口の関所跡。慶長年間から約200年間、検問を行っていた。表門は総檜造りのクサビ留めの工法で、歴史的価値が高い。
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荒雄湖
昭和32(1957)年に鳴子ダムの完成によってできた人造湖。流域面積は210.1万平方キロメートル、貯水量5000万立方メートルを誇る。周囲の山々との対比が絶景をかもし出す。
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花山湖
昭和33(1958)年に完成した花山ダムによって誕生した人工湖。湖畔にはキャンプ場や公園、テニスコートなどが整備されている。渕牛館の展望台からは湖が見渡せて爽快。
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蕪栗沼
ラムサール条約に登録されている150haの湿地帯。天然記念物の渡り鳥であるマガンの国内有数の越冬地であり、毎年4万羽以上が飛来する。