山口・湯田温泉・防府の「歴史」観光スポット(全17件)
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瑠璃光寺五重塔
25代大内義弘の菩提を弔うために弟の盛見が建立を計画し、嘉吉2(1442)年に竣工。国宝の五重塔は塔高31.2m、檜皮葺き総檜造り。京風を重んじた大内文化の最高傑作。
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瑠璃光寺五重塔
室町時代に大内義弘の菩提を弔うために建てられた。室町建築としては装飾が少ない五重塔は、その美しさで法隆寺、醍醐寺とともに日本三名塔の一つに評される国宝建造物。
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常栄寺
毛利隆元の菩提寺。室町時代、29代大内政弘が雪舟に築庭させたといわれる庭園が本堂の北側に広がる。雪舟の山水画そのままの名園として知られ、国の史跡・名勝に指定されている。
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防府天満宮
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで日本三天神に数えられる。御祭神は菅原道真公。市街が一望できる高台にあり、梅と桜の名所としても知られる。
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龍福寺
龍福寺は大内義隆の菩提寺で、本堂は国の重要文化財に指定されている。四季折々に咲く花が楽しめる。参道に100m続くモミジのトンネルが色づく秋は格別に美しい。
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阿弥陀寺
俊乗房重源が創建した奈良東大寺の別院。寺宝に国宝の鉄宝塔、重源坐像など重文諸仏を収める。鎌倉時代以降の様式で国の重要文化財、「湯屋」の見学もできる。
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十朋亭
江戸時代に醤油醸造業を行っていた萬代家が建造。長州藩の宿舎として、高杉晋作、伊東博文など維新の志士たちが利用していた歴史をもつ。
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洞春寺
毛利元就の菩提寺で、「洞春」は元就の戒名。山門は大内盛見建立の国清寺の遺構で、観音堂は大内氏の菩提寺である滝の観音寺の仏殿を移築したもの。いずれも重要文化財である。
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周防国分寺
天平13(741)年、聖武天皇の勅願で建てられた。仁王門、金堂などは毛利氏が創建当初の礎石の上に再建。巨木に囲まれた境内は史跡に指定。重文の仏像が多数ある。
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英雲荘
毛利氏の御成道として整備された、萩往還の終着点に位置する。萩藩の公館として建てられ、参勤交代の際の宿泊や迎賓に使われていた。
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今八幡宮
大内義興が文亀3(1503)年に建てた神社。楼門から本殿までを一直線に結んだ珍しい建築様式で、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后などを祀る。国の重要文化財に指定されている。
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正八幡宮
弘仁5(814)年創建。社殿は元文5(1740)年に藩主毛利宗広によって改築。楼門・拝殿・本殿などは国の重要文化財。同じ境内に秋穂八十八か所の1番札所、大師寺がある。
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古熊神社
応安6(1373)年、大内弘世が京都の北野天満宮を勧請して北野小路に創建。本殿は数百年前に移築された。本殿、拝殿ともに国の重要文化財。毎年山口天神祭があり、市中行列もある。
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雲谷庵跡
明から帰国した雪舟が、晩年まで制作活動を続けたという七尾山南麓の雲谷庵を復元。雪舟の三大傑作、『山水長巻』『破墨山水図』『天橋立図』はここで描かれたと伝えられる。
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月輪寺薬師堂
山口県下最古の木造建築。重源上人が時の太政大臣・藤原兼実公の協力のもと建立した。堂内には多数の仏像を安置しており、本堂と厨子は国の重要文化財に指定されている。
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藩庁門
文久3(1863)年、毛利敬親が萩市から山口市へ藩庁を移した際、表門として建造。明治維新を支えた長州藩士たちがこの門をくぐった。現在もここをくぐることができる。
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八坂神社
京に憧れた24代大内弘世が、京の八坂神社から神霊を勧請したもので、京都と同じく祇園社と呼ばれている。約500年前の室町様式建築の本殿は重要文化財に指定されている。