大田・江津・浜田の「歴史」観光スポット(全33件)
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羅漢寺
真言宗の古刹。名水「三百水」が湧く寺として有名。亡くなった銀山坑夫の霊を弔い造った五百羅漢像がある。501体の像はそれぞれに豊かな表情で、今にも動き出しそうだ。
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佐毘売山神社
15世紀中頃創建と伝えられる鉱山の守り神。製錬の神「金山彦命」を祀る神社。日本最大規模の山神社で、現建物は文政2(1819)年再建。境内付近から、山吹城の急峻な山容を望める。
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山辺神宮
式内社でもある古社で、素盞鳴尊と奇稲田姫命を祀る。4年に1度、7月に行われる例祭「ホーランエー」は石見三大祭の一つで、神輿を船に乗せ江の川を上ったり下ったりする。
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西楽寺
大永元(1521)年に開基した浄土真宗本願寺。大坂石山合戦への顕如上人からの依頼状が残されている。天保2(1831)年再建された本堂は、現在も格調高く威厳を放っている。
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愛宕神社
大久保長安(石見守)の逆修塚(生前に建てる墓)が残されている。大久保長安は、銀山の外港である温泉津港の振興に努め、地銭を永代免除した。
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清水寺
延暦17(798)年創建という真言宗の古刹。銀山開発に関わった領主、代官に信仰された。寺宝の「辻ヶ花染丁字文道服」は徳川家康から拝領されたもので、重要文化財。
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人麻呂の道
7〜8世紀初めに、石見国の国司として赴任していた柿本人麻呂。そのゆかりの地に歌碑が建ち「柿本人麻呂万葉道」、通称「人麻呂の道」として歌碑めぐりができる。
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君寺の歌碑
恵良の歌碑は依羅娘子の生誕の地といわれる。恵良の里の君寺寺苑にあり、地区民の熱意により平成10(1998)年に建立。碑文は元京都女子大教授清水克彦博士の筆によるもの。
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人丸神社
江津市ゆかりの万葉歌人、柿本人麻呂を祀る神社。妻への想いを詠んだ「石見のや高角山の木の際よりわが振る袖を妹みつらむか」の歌碑が、人麻呂を偲んで建てられている。
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清水谷製錬所跡
仙ノ山北側に位置するこの製錬所跡は、明治28(1895)年に完成したもので、当時の先端技術によって建設された。さまざまな遺構が残る石見銀山遺跡のなかでは、いちばん新しい近代遺跡だ。
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内藤豪商屋敷
温泉津温泉街の入り口にある豪商屋敷。外塁のなまこ壁や玄関の縄のれん、屋内の梁組みなどに往時の隆盛ぶりをうかがわせる。見学は外観のみで内部を見ることはできない。
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銀山街道道標
温泉津から石見銀山へ向かう街道の、湯里との境にあたる所にあり、福光石で作られた小さな道標の正面には「右 銀山大森・いづも大社」と刻まれている。
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志都岩屋神社
標高606mの弥山にある志津岩屋神社境内の裏山では、鏡岩や行場岩、飛岩など巨岩が数多く見られる。岩めぐりは所要約20分。杜の横には名水「薬清水」が湧く。
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城上神社
延喜式内の古社で代々の領主の信仰を集めていた。拝殿の鏡天井に絵師・梶谷円隣斉が描いた極彩色の「鳴き龍」がある。絵の真下で柏手を打つと天井がリーンリーンと鳴る。
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勝源寺
慶長6(1601)年に建立。三門(彫刻水飲み龍)、東照宮(徳川家12代までの位牌)、本堂、徳川家康並びに16将図、隠れキリシタン地蔵・マリア観音などが市の文化財に指定されている。
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浅原才市の銅像
泉薬湯の前の銅像は、知られた昭和の妙好人“浅原才市”。妙好人とは日々の行いの立派な念仏者のこと。毎年安楽寺では6月5・6日に浅原才市顕彰法要が行われる。
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西本寺
寛永年間に創建された寺。元山吹城にあった寺の山門が移築されており、寺内には、江戸中期につくられた雪舟流庭園とも言われる池泉鑑賞半回遊式庭園があり、風情が感じられる。
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龍御前神社
石見銀山の栄華やかなりしころから、船の守り神として信仰を集めた神社。背面には竜の顔のように見える岩山がそびえ立ち、その名の起こりをうかがわせる。山陰有数の奇岩景勝地。
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石見城跡
龍巌山山頂にあった山城で、石見銀山の権益を持った温泉氏の軍事拠点だったといわれている。城手前は絶壁の天然要害になっている。
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鵜丸城址
温泉津湾のふところの深さに着目した毛利元就が、水軍の基地として湾の突端に築いた鵜丸城。ここを拠点に海上を制した毛利軍は出雲地方を征服する足場を固めた。
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諏訪神社
参道の杉並木は県の天然記念物。樹齢約1000年といわれ、高さ約25m、周囲3mから5mの大杉が20本あまりも並ぶ。長野の諏訪大社より農耕の神の分霊を祀ったもの。鹿子原虫送り踊りの舞台にもなる。
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柿本神社
柿本人麻呂が、妻と暮らしていたと伝えられている神社。境内には樹齢800年といわれた人麻呂の松があったが、平成9(1997)年に枯死した。現在その一部が保存してある。
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西念寺
毛利元就にゆかりの沖の浦地区にある古刹。近くの浜辺には境外仏堂である「浜の観音さん」があり、北前船で栄えた昔から、街の人々からの素朴な信仰を集めてきた。
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長江寺
足利義稙から拝領した“夢を食べる”バクの頭蓋骨を納めた枕が寺宝として有名。この枕で眠れば、すばらしい夢が見られると伝えられている。また、寺では精進料理が味わえる。
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浜田城跡
小高い丘にあり、元和6(1620)年の築城以来石見地方の政治の拠点となっていた。今は石垣だけが残る。周辺は公園として整備され、春は桜の名所として親しまれている。
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大久保長安の墓
江戸初期の金山奉行、大久保長安の墓と、大久保長安の銀山に対する功績をたたえた碑がある。大安寺は、慶長10(1605)年に大久保長安が建立したが、廃寺となった。
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龍岩神社
素盞鳴尊と末孫八束水臣津命を祀っている。山を這うようにのびる長い石段があり、頂上からの眺めは素晴らしい。竜の頭に似た巨岩があることから名付けられた神社。
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辛の崎の歌碑
柿本人麻呂の長歌の中に出てくる「辛乃崎」と言われているところ。元京都大学名誉教授澤瀉久孝博士は唐山を求めてこの地を訪れ、ここを辛乃崎と著書に発表した。
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銀山ヴィレッジ 和田珍味石見銀山店
大正時代の理容店を保存、公開。ノスタルジックな理容イスに座って無料で記念撮影が楽しめる。一角では石見名産のふぐのみりん干しなどを販売。
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井戸神社
60歳の老齢で銀山代官となり、享保17(1732)年の大飢饉の際に、減税や官米放出、イモの栽培普及などに努め、領民を飢えから救った井戸平左衛門正明を祀る神社。
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竜雲寺
曹洞宗の大寺。町の中心の高城山の中腹にあり、周囲の緑と堂宇の石州瓦のコントラストが美しい。寺宝の大般若経全600巻は県の文化財で、他にも貴重な文化財がある。
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浜田市旭ふるさと歴史公園
この場所で発掘された古墳を復元。竪穴住居が復元展示してあり、古代人の暮らしぶりが実感できる。記念館に出土品や資料、町出身の昆虫博士・湯浅啓温氏の遺品を展示。
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観世音寺
石城山と呼ばれる岩山に立つ真言宗の寺院。岩盤を刻んだ階段を上ると、仁王がカッと目を見開き、傍らには地蔵三十三体が静かに立ち並ぶ。大森代官所の祈願寺として栄えた。