上野原縄文の森 つぶやき・クチコミ

上野原縄文の森（上野原遺跡）

　上野原縄文の森は、縄文時代の遺跡である上野原遺跡と、その展示博物館を中心とした遺跡公園です。 　上野原遺跡は、縄文時代早期（約9500年前）の時期にすでに平底土器など他地域での縄文時代中期以降と同水準の文化を達成していた、早咲きの南九州の縄文遺跡として脚光を浴びた遺跡です。当時としては高度な文化を誇っていましたが、薩摩半島の南にある巨大な海底カルデラ・喜界カルデラの破局噴火により、その文化は壊滅してしまいました。 　上野原縄文の森では、復元家屋や、様々な時代の遺物の時代判別の鍵となる地層断面を見られる施設や、出土品を見られる展示館があり、また、気持ちの良い遺跡公園になっています。縄文時代遺跡が見られる観光スポットとしては、日本全国の中でもイチオシでお薦めのスポットの一つです。 　交通は、JR日豊本線・国分駅（こくぶえき）からタクシーもしくはレンタカーになります。国分駅には、九州新幹線の終着駅・鹿児島中央駅で特急きりしま等の日豊本線の電車に乗り換えれば行けます。 　なお、隣接して、国分ハイテク展望台があります。

カミタク さん （投稿日 11-05-06）