龍福寺 つぶやき・クチコミ

西田幾多郎

実はかの西田幾多郎（1870−1945。田辺元と京都学派を作った人）が旧制山口高校（現行の山口大学）で二年間教鞭をとっていたことがあります。西田が教鞭をとっていたころの山口大学は現在の県立図書館の辺りにありました。現在の山口市庁舎や県立図書館の隣にある県分庁舎はもともと山口大学の校舎だったものがそのまま転用されています。多分西田が教鞭をとったころの校舎だろうと思います。 　西田が旧制山口高校で教鞭をとっていたときに下宿していた家が現在も当時のまま山口市大殿路（県立図書館の裏にある一ノ坂川を渡って200mほど自衛隊宮野駐屯地側に進んだ辺り）にある龍福寺のご近所（一ノ坂川側）に残っています。そこにはかの西田幾多郎が云々という看板がありますので目印にされればよろしいでしょう。なお、その家があるのは下竪小路になります。

三木清 さん （投稿日 07-05-30）