粉河寺 つぶやき・クチコミ

粉河寺

和歌山市と高野山のほぼ中間に位置する粉河寺は、千手千眼観音を本尊とする、西国三十三所第3番札所の天台系寺院です。 鎌倉時代には七堂伽藍が整い、以後隆盛をきわめるものの、秀吉の紀州攻めで全山焼失したため、現在の堂宇は江戸時代の再建によります。 本堂・大門・中門・千手堂は重要文化財に指定されています。 立派な「大門」を抜けると、約35000坪の広大な境内地に200ｍの長い石畳の参道が本堂まで続いています。道中は、様々に見所があり美しい景色が楽しめます。 ここで特におすすめなのが、本堂前の石段の西側にある桃山時代の「枯山水蓬莱庭園」。 この庭園は国の名勝に指定されていて、名石の石組みと植栽、巨石の合わせ技が、何とも独特な力強い美しさで‥素晴らしいのです！ わざわざ足を運ぶ甲斐のあるお寺なので、和歌山方面に旅行の際はぜひ一度訪れてみて下さい。 ・本堂、内陣拝観料/300円 ・JR西日本和歌山線「粉河駅」下車徒歩15分

itsukanoyume さん （投稿日 08-04-27）