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全国の「秋田県」に関する観光スポット587件を紹介!
道の駅「岩城」島式漁港公園を会場に開催される「日本海洋上花火大会」は、由利本荘市の夏の風物詩として親しまれている。花火は本州では初めての島式漁港の「道川漁港」から打上げられ、美しい砂浜と夏の夜空を彩る絢爛豪華な光と音の競演を楽しめる。なかでも、プログラムのフィナーレを飾る「超特大デラックススターマイン」は見ごたえ十分だ。
1910(明治43)年に始まり、途中一時中断はあったものの、今回で91回目の開催となる「大曲の花火」。ここで行われる「全国花火競技大会」は、いわば花火師日本一決定戦。内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、中小企業庁長官賞、観光庁長官賞など数々の賞が授与されることから、全国の花火師たちの目標となっている。一流の花火師が熱く燃える花火芸術の最高峰をこの目で確かめてみたい。なかでも、注目の大会提供花火「ワイドスターマイン」は、1年かけて製作するという力作だ。
森吉山のふもと、阿仁川の河川公園で開催される花火大会。花火は山間に打上げられるため、花火音が響きわたり迫力満点。夜空に開いた花火は華麗さと同時に力強さも感じさせてくれる。また、お盆の供養灯籠流しにちなんで千余個の絵灯籠も流され、灯籠の絵巻と山峡にこだまする花火との競演も美しい。会場の公園はアユやヤマメの釣り場でもあり、サクラマスをルアーで狙う釣り人も多い。
1948(昭和23)年から始まった伝統のある花火大会。元々は、旧盆の送り火にあわせて始まった大会だ。象潟海岸いっぱいに広がるナイアガラは、長さ350mものスケールで、東北きっての名山・鳥海山をイメージしているという。目の前に流れ落ちる光の滝は必見。また、海上スターマインは、海面に映る様子が観客からきれいに見えるように計算されて打上げられる。
かつて北浦地方を治めた武将・戸沢氏の勇姿を今に伝える「戸沢氏祭」。地元の人や歴史ファンに親しまれており、そのフィナーレとして花火大会が催される。日中の「お家行列」は、戦国時代さながらの甲冑の武将や着物姿の姫が練り歩く目にも楽しい行列。ほかにも川魚のつかみ獲りや郷土芸能大会などもあり、見どころたっぷり。夜には、にぎやかな盆踊りと約3000発もの花火が祭りの最後を締めくくる。大人も子どもも楽しめるお祭りに、家族みんなで出かけてみよう。
秋田県北西部に位置する緑豊かな八峰町八森の中浜海岸で開催される花火大会。海岸から約100m沖に浮かぶ小さな島「雄島」から約1000発(予定)が打上げられる。スターマインが海面に映え、花火と水面との光のコントラストが美しい。当日の17:30からはオープンセレモニーが始まり、郷土芸能や太鼓なども披露され、会場は多くの人でにぎわう。
山形県北部、秋田県に接する金山町は、杉と白壁が印象的な金山住宅が大切にされている町。町並み・景観保存にどこよりも先駆けて取り組んできた結果、100年前のたたずまいが、そのまま残されていると言っても過言ではない。そんな風景の中で楽しむ「金山まつり」は、どこか懐かしさを感じさせる。町に繰り出した山車などの催しも、心を和ませてくれる。2000発打上げられる花火大会は、「金山まつり」の最終日に開催され、最上地区随一の歴史を誇っている。
真室川町は秋田県に隣接する山形県北部の町。「真室川まつり」では真室川音頭パレード、威勢の良い若者たちの神輿渡御など様々なイベントが行われ、およそ1万人の人出でにぎわう。まつりを締めくくる花火大会では、単発、連発、仕掛けなど多彩な花火2000発が次々と夜空を飾る。また川面を流れるキャンドルも幻想的だ。
球磨川の河川敷で行われるこの大会は、西日本で唯一の全国花火競技大会。北は秋田県から南は鹿児島県までの30の有名花火師がその腕を競う。5号玉、10号玉、スターマインの3部門の競技花火のほか、ミュージック花火なども予定。ラストは「花火師との光の交流」で締めくくる。ハイレベルな花火の競演は「八代の花火」として有名で、九州以外からも注目を集めている。
青森県と秋田県の県境にある十和田湖は東北屈指の観光地。四季それぞれの魅力があるが、秋はのんびりとした雰囲気でブナやカツラなどの色づきを楽しみたい。「乙女の像」のある御前ヶ浜から桂ヶ浜までの遊歩道は散策にぴったり。湖の雄大さをもっと味わうなら、遊覧船に乗ってみるのもいい。
北上市から山に分け入った秋田県との県境近くにたたずむ夏油温泉は、「名湯百選」にも選ばれている秘湯。ブナ、カツラ、ナナカマドなどで艶やかに彩られた山並みを、名物の露天風呂から眺めるのは何とも風情がある。
かつて街道の難所で険しい山道だった場所で、明治14(1881)年、ここを訪れた明治天皇がその景色に感動したという。その際、天皇の旅を気遣う皇后の手紙が渡されたことから「きみまち阪」と名づけられた。岩肌を美しく飾るハウチワカエデ、ヤマモミジ、ベニイタヤなどは、まるでその逸話を物語っているかのようだ。
田沢湖の南に広がる抱返り渓谷は、東北の耶馬渓とも称される景勝地。紅葉の時期になると、色鮮やかに染まったブナやカエデの原生林がすばらしい。荒々しい渓流の岩肌を赤く装い、数々の滝は自然の絶妙な演出と思える見事さだ。「神の岩橋」から「回顧の滝」までの区間のみ通行可。
宮城県に接する湯沢市を代表する景勝地・小安峡は、古くからの温泉地としても知られている。深くえぐられた渓谷を彩る紅葉は、岩肌とのコントラストが印象的。さらに温泉地のすぐ近くには、熱湯と蒸気が噴出する小安峡随一の名所「大噴湯」がある。紅葉をバックにシューっと噴き上がる白い蒸気は迫力満点だ。
三途川という名称が示すとおり、渓谷の奥にあるのは「川原毛地獄」。青森県の恐山、富山県の立山に並ぶ日本三大霊地の一つだ。断崖絶壁には高さ約40mの橋が架かり、まさに「この世」と「あの世」の架け橋さながら。そこから真っ赤に色づいた渓谷を眺めると、美しい紅葉風景もいささか恐ろしげに見えるかも。
秋田県と山形県にまたがる鳥海山は、標高2236m。「出羽富士」とも呼ばれ、日本海を間近に望む。寒暖の差が激しく、四季の変化がはっきりとしているため、紅葉シーズンの景色は抜群だ。周辺にはいくつか登山ルートがあるが、五合目まで登る「鳥海ブルーライン」をドライブしながら色づいたブナなどを見るのがおすすめ。
秋田藩の支藩、佐竹北家の城下町だった角館は、「みちのくの小京都」とも呼ばれている。町全体に昔ながらの懐かしい風情が残っているが、特に武家屋敷が並ぶ界隈は独特の雰囲気に満ちている。萱葺きの屋根、古めかしくも風格漂う門構えなどとヤマモミジやイチョウなどの彩りは、まさに一幅の絵画を思わせる。
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