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全国の「京都市」に関する観光スポット793件を紹介!
大政奉還の舞台として名高い二条城は、徳川家康が造営、家光により完成したもの。二の丸御殿は国宝、二の丸庭園は特別名勝に指定されており、世界遺産にも登録されている。春になるとサトザクラ、シダレザクラなど約400本の桜が次々と咲き誇る。また、「二条城ライトアップ」では、桜や庭園などを華麗にライトアップするとともに、通路を足下灯で照らし、幽玄の世界を創出する。
池を中心に茶店等が点在する園内に、歌人・与謝野晶子も愛でたという「祇園の夜桜」として有名なシダレザクラが咲き誇る。そのほか、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエシダレザクラなど約680本が植樹されている。ライトアップされた夜桜も見逃せない。
北政所ねねが秀吉の没後、家康の援助を得て建てた寺。正式名称は高台寿聖禅寺だが、一般には「ねねの寺」として親しまれている。春には方丈庭園のシダレザクラが美しく咲き誇る。開花期にはライトアップされ、夜間特別拝観ができる。
仁王門から始まり、日本最大級の三重塔、「清水の舞台」で知られる国宝の本堂など見どころは尽きない。桜の名所としても名高く、特に「春・夜の特別拝観」のライトアップは、幻想的な光景がまた格別だ。
真言宗御室派の総本山。中門内の西側一帯には、京都で一番遅咲きの桜として江戸時代から庶民に親しまれている「御室桜」の林がある。樹高は低く、2mから3mほどで、「わたしゃお多福 御室の桜 鼻が低ても 人が好く」と詠われた。
京都五山の一位として栄えた名刹。曹源池庭園は嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、四季折々の美しさをみせる。多宝殿の前に大きなシダレザクラがあり、人々の目を楽しませている。多宝殿横の望京の丘から眺める桜も最高だ。
嵐山とは一般に桂川にかかる渡月橋を中心にした地域をいい、四季を通じて花々が楽しめる。春には嵐山のいたるところがお花見スポットとなり、4月上旬は広沢池、大沢池堤のヤマザクラ、4月中旬は祇王寺のギオウジギジョザクラ、4月下旬は二尊院のフゲンゾウザクラが見頃を迎える。
874(貞観16)年に、理源大師・聖宝が醍醐山上に草庵を結んだのが始まりで、醍醐山全体が寺域となっている。広大な境内には約1000本もの桜が点在。見どころは、京都市内最古のソメイヨシノ、三宝院庭園内の遅咲きのヤエベニシダレザクラ、奥村土牛が作品『醍醐』に描いたシダレザクラ(通称「太閤しだれ桜」)の遺伝子を継ぐクローン桜「太閤千代しだれ」、湯川記念館の「湯川桜」と兄弟のシダレザクラなど。
京都市円山公園にあるシダレザクラと親木同士が姉妹木といわれ、1727(享保12)年に植えられたもの。幹周2.4m、樹高約10mを誇り、府の天然記念物に指定されている。境内にはほかに、ヒガンザクラやヤエザクラなど約30本の桜がある。白やピンクのヤエザクラの見頃は4月下旬から5月上旬だが、この時期は人出も少なく、のんびりとしたお花見を楽しむことができる。また、近くを流れる玉川沿いの玉川堤も桜の名所となっている。
京都御所を囲む約65haを整備した国民公園。苑内には巨木が多く、秋は大イチョウなどが黄金色に色づき見事。苑内の京都御所は春と秋に一般公開される。また、一般公開以外でも宮内庁京都事務所に事前申し込みをすれば、御所の中にある御内庭の紅葉を見ることができる。
北野天満宮は梅とともにモミジが有名。境内西側のもみじ苑には史跡「御土居」があり、モミジが約350本、中には樹齢350年から400年のものが数本ある。これは菅原道真公がこよなく愛でた縁の深いモミジで、今も御神徳を偲ぶかのように境内を彩る。御土居に沿って流れる紙屋川は、色づいたモミジで覆いつくされる。
慶長6(1601)年、家康が足利学校の京分校を伏見に創建。60年後に現在地に移築した。僧俗を問わず入学を許した学校は、明治より尼僧道場であった。現在は臨済宗南禅寺派の寺で、苔と紅葉、竹林の名所として名高く、拝観を始めたのは近年。裏山の展望台からは全山の紅葉が見られる。
奈良時代に鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を祀り開山した。源義経が牛若丸と呼ばれた少年期を過ごした寺としても有名。シーズンには鞍馬寺まで向かう叡山鉄道(パノラミック電車「きらら」)で沿線のライトアップもあり、市原・二ノ瀬駅間の紅葉のトンネルは幻想的だ。
大原の里は山間の盆地にあるため、気温の寒暖の差が激しく、紅葉の色鮮やかさは格別。中でも往生極楽院の優美な姿と紅葉の競演は誰もが感動するだろう。苔の緑と深紅のモミジのコントラストが実に美しい。
平安京造営以前に、京を治めていた豪族賀茂氏の氏神。祭神は賀茂建角身命と玉依媛命。本殿は、檜皮葺き、三間社流造りで国宝、世界遺産に登録されている。神社の前に広がる糺の森は原生林の自生する太古の森で、秋には色づいた木々を愛でながら散策できる。
若王子神社から銀閣寺まで続く疏水沿いの散策路。近代日本の代表的な哲学者である西田幾多郎や経済学者の河上肇などが歩き、思いにふけったことから名づけられたという。春の桜が有名だが、秋の紅葉も美しく、疏水沿いを覆いつくす深紅のモミジは目にも鮮やかだ。
東山の中腹に建ち、別名「もみじの永観堂」と呼ばれるほど秋の紅葉が有名。11月中旬になると境内一帯が錦のように華やかに彩られ、毎年たくさんの見物客が訪れ、鮮やかな色を楽しむ。
南禅寺塔頭。暦応2(1339)年に光厳天皇の勅許により開山後、慶長7(1602)年に細川幽斎が再建した。枯山水の庭、池泉回遊式庭園など見どころは多数あり、ライトアップされた紅葉は格別。
京都市の北に位置し「京の奥座敷」として親しまれている貴船は、市内よりも気温が低いため、一足早く紅葉が見られる。貴船神社は鴨川の源流、貴船川沿いに参道が続く古社で、11月上旬には参道の階段や本殿周辺が紅葉に包まれ、多くの参拝客の目を楽しませる。
月輪山麓にある臨済宗東福寺派の大本山。本尊は釈迦如来で、広大な寺域に伽藍、塔頭を有する。紅葉の名所として知られ、とくに「通天橋」からの眺めは紅葉観賞の特等席と言えるほどすばらしい。
天台宗の門跡寺院で代々皇族が住職を務めた格式ある寺院。寺宝の青不動明王二童子像は平安仏画の最高傑作の一つ。境内には相阿弥作・築山泉水庭と小堀遠州作・霧島の庭が配され、紅葉の美しさは格別。夜はライトアップされ、見所の苔庭は一面の星空のように瞬き、人々を魅了する。仏国土を思わせる庭園、御堂を堪能したい。
坂上田村麻呂が僧延鎮に堂宇を寄進し建立した。西国三十三所第16番札所であり、世界遺産にも認定されている。鮮やかに染まったモミジと、国宝の荘厳な本堂との調和が見事だ。特に奥の院からの眺めはすばらしいの一言に尽きる。
慶長11(1606)年、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室のねねが建立した。開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭など開山時の建物が現存している。美しい庭園は小堀遠州作と伝わる。借景と共に眺める紅葉は見事としか言いようがない。
比叡山の円仁が開いた天台宗の古刹。釈迦如来、阿弥陀如来の2体の本尊を祀っていることが寺名の由来。総門から本堂までの参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれる紅葉の名所だ。
花園法皇の離宮を禅寺に改めて創建した大寺。46の塔頭を有する寺域の全域が国の史跡・名勝に指定されており、紅葉の名所も多い。法堂の天井に描かれた狩野探幽の『雲龍図』は見もの。紅葉に定評のある大法院は、春と、秋の庭が美しい11月に公開される。
臨済宗妙心寺派の寺院。方丈の南側にある石庭が有名。白砂を敷き詰め、築地塀に囲まれた広さ250平方メートルの庭に、大小15個の石が左から5・2・3・2・3に配されている。方丈北東にあり、水戸光國公が寄進したといわれる「つくばい」も有名。また、紅葉に映える鏡容池や山門、庫裡などはまさに絶景だ。
四季折々の美しさを見せる京都屈指の名勝。とくに桜と紅葉の美しさはすばらしく、多くの観光客が訪れる。秋の嵐山を渡月橋から眺めると、鮮やかな色彩で覆いつくされ、川面のさざなみが加わり、より一層華やかな景観に思わず見とれてしまう。
小倉山山麓に建ち嵯峨野の風景を一望する日蓮宗の寺。本尊に十界大曼荼羅を祀る。重要文化財の多宝塔は檜皮葺きで、和様と禅宗様の両方の様式を取り入れたものだ。京都屈指の紅葉の名所でもあり、秋にはイロハモミジやオオモミジが見事に色づく。
慶長6(1601)年、家康が足利学校の京分校を伏見に創建。60年後に現在地に移築した。僧俗を問わず入学を許した学校は、明治より尼僧道場であった。現在は臨済宗南禅寺派の寺で、苔と紅葉、竹林の名所として名高く、拝観を始めたのは近年。裏山の展望台からは全山の紅葉が見られる。
奈良時代に鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を祀り開山した。源義経が牛若丸と呼ばれた少年期を過ごした寺としても有名。シーズンには鞍馬寺まで向かう叡山鉄道(パノラミック電車「きらら」)で沿線のライトアップもあり、市原・二ノ瀬駅間の紅葉のトンネルは幻想的だ。
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