田村神社のつぶやき
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田村神社のクチコミ
田村神社
野洲川(やすがわ)の支流田村川沿いにあり、閑静な森の中にある古社。平安時代初期、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)を祭神として創建されたといいます。明治時代の初め、付近の氏神を廃してここに合祀(ごうし)して以来、現在の壮大な姿になりました。 広大な神域は深い樹林に囲まれ、一見して社域と思わせる景観をなしています。大きな銅の鳥居をくぐって、森の中の参道を歩いていくと正面に見えるのがるのが舞殿で、その奥にあるのが、拝殿と本殿です。拝殿は、軒回りや天井下に花鳥の彫刻があり、拝殿としては規模の大きなものです。本殿は、向拝に牡丹と孔雀、そして鳳凰(ほうおう)を彫刻してあり、県下の江戸時代の社殿としては、注目すべき建築です。 田村麻呂の鬼退治の伝説にまつわる「厄よけの神」としても有名で、毎年2月18日を中心に3日間、神社の大祭が盛大に行われ、数十万人の人々で賑います。 田村麻呂の鬼退治の伝説には、鏡岩の伝説が残されています。鏡岩は鈴鹿峠を三重県側に少し下ったところにある大岩です(三重県指定天然記念物)。むかし、鈴鹿峠に一匹の鬼が住んでいて、峠を通る旅人の姿が鏡岩にうつるたびに捕らえて食べてしまいました。これを伝え聞いた坂上田村麻呂が鈴鹿へやってきて鬼を弓で射ると、矢を受けた鬼は岩の上にころがり落ちて息が絶えたということです。この日が2月18日だったので、田村神社の厄除祭は2月18日を中心に3日間行われ、厄除けの符として矢が用いられるようになったのだといいます。
島の民 さん (投稿日 08-07-01)