大神島 つぶやき・クチコミ

大神島

大神島は宮古島の北東にあり、周囲約2.75キロ、人口約30人の小さな島です。 宮古島の島尻港から船で15分程で行くことができます。 宿泊施設はなく、キャンプも禁止されています。 宮古の神々の母神が住む島と言われ、島の大部分が聖地となっています。 集落や遊歩道以外の場所にむやみに立ち入ったり、 貝殻ひとつでも島の物を持ち帰ってはならないそうです。 島の周囲にはたくさんの奇岩(ノッチ)があります。 奇岩のひとつひとつにも神が宿っているそうで、 一周道路を作るための工事が行われた際、 ある岩を壊して道を通そうとしたところ、 重機が故障し、作業員たちも次々に病院送りとなり、工事は中断されたそうです。 そのため、道路は途中で途切れています。 島内に海賊キッドの財宝が隠されていると報道されたことがあったらしく、 宝探しのために聖域を荒らした人物が奇怪な死に方をしたとの噂もあるようです。 島の小高い山に遠見台があり、そこから宮古島や池間島を一望できます。 秋にはウヤガン(祖神祭)が行われますが、 島民以外の人は見ることはできないとのことでした。 なお、このウヤガン中は外部の人は遠見台へは行けません。 夏には海が遠浅となり、島の周りをぐるりと歩けるそうです。 ちょっと怖い噂が多い島ですが、 透明な海に囲まれた、とてもきれいで神秘的な島でした。

*funi* さん （投稿日 07-12-04）