千種川のつぶやき
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千種川のクチコミ
赤穂城趾
【赤穂城趾】兵庫県赤穂市 2005/09/10登城(No30) 2009/07/31再登城 赤穂城は正保2年(1645)に浅野長直が常陸国笠間から入封し、近藤三郎左衛門正純に築城設計を命じ、慶安元年(1648)より13年以上を費やし寛文元年(1662)に完成した。 千種川河口の海岸に突き出た島を利用し、本丸を堀で囲み、それを二の丸が囲み、岸につながる北側に三の丸を配した。本丸の石垣城壁はまっすぐではなく、折れたり、へこんだりし、矢尻の先みたいにダイヤモンド形になった突端がある。これは銃撃戦や砲戦において死角ができないようにしており、稜保(りょうほ)式と呼ばれる。上から本丸をみれば五角形とも言えなくもない、後の函館五稜郭を彷彿とさせる。 現在、大手門、本丸門、本丸厩口門、隅櫓が再建されており、本丸庭園、二の丸庭園も整備している。天守台もあり、そこからの本丸御殿の俯瞰はいい。五層の天守が計画されていたが実際には天守は造られなかった。5万石の大名にしては、とにかく広い。「赤穂塩」で裕福だったのだろう。近くの赤穂市立歴史博物館でそのあたりの話がみえる。大石内蔵助邸長屋門などみどころ満載。 浅野家断絶後、永井氏、森氏が入り、森氏12代で明治に至る。森氏の治世が一番長いが、忠臣蔵ばかりで偏ったみせ方に不満ですじゃ。 <交通>JR播州赤穂駅から歩15分。あとでいっぱい歩くので城まではタクシーお勧め。駐車場あり。 <写真左>大手門 <写真中>本丸門 <写真右>天守台
kenken0418 さん (投稿日 09-08-10)
大避神社
御祭神は天照皇大神、大避大明神、春日大神。 大避大明神は秦河勝公のことで、渡来人秦氏の長。聖徳太子に仕え、広隆寺建立や神楽制定などの功績を残しました。。 太子亡きあと蘇我氏に迫害され、海路からここ坂越に到り、千種川流域の開拓を進めました。 毎年10月第2日曜日に行われる「坂越の船まつり」は国の無形文化財に指定されている行事です。
大納言7892 さん (投稿日 09-01-28)
息継ぎ井戸
JR播州赤穂駅から大石神社に向かって徒歩5分ほどの交差点の一角に、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の凶報を大石内蔵助に伝えた使者が立ち寄ったとされる井戸、息継ぎの井戸があります。 周囲は公園として整備され、日本語と英語によるガイドが放送されています。 赤穂の上水道は神田上水や福山上水と並んで日本三水道にあげられています。三角州の上にある赤穂は地下水事情が悪く、千種川の上流から導水して城内、城下に配水管が張り巡らされています。掘り抜き井戸に比べると汲み出し枡は浅く釣瓶は要らないんじゃないかという気もします。実際神田上水などでは釣瓶より竹竿の先に桶をつけた簡易なものが多かったらしいです。 息つぎ井戸のある公園内に、あやしげな真っ赤な手すりのベンチがあります。アルファベットで“AKO”。表現したい気持ちはわからんでも無いけど、場所柄は弁えなきゃいかんでしょ。周辺は電気屋も中華料理屋も瓦葺きに白壁、窓には格子と景観に配慮してるんだから。
島の民 さん (投稿日 08-04-05)