後三年の役金沢資料館のつぶやき
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後三年の役金沢資料館のクチコミ
横手城趾
【横手城趾】秋田県横手市城山町 2006/06/16登城(No55) 2009/06/27再登城 仙北3郡を領有していた小野寺氏が始まり。戦国時代は山形の最上氏と闘争を繰り返した。上杉景勝討伐では最上氏への反感で山形に参集せず、関ヶ原後に石田方と見なされ改易された。 慶長7年(1602)水戸から秋田に移封された佐竹義宜は久保田城(秋田市)を本拠とし横手を支城にした。一国一城令でも破棄されず、秋田藩が城代をおき幕末まで存続した。しかし秋田藩は薩長に味方し、奥羽越列藩同盟軍が慶応4年8月横手城を攻撃、防戦むなしく落城した。 横手城は盆地の中にある朝倉山にあり(そのことから朝倉城とも呼ばれる)、背後は山々で、前の横手川を外濠とした堅固な山城である。石垣はなく、敵が滑りやすいように韮を植えていたことから「韮城」とも呼ばれていた。 現在、本丸には秋田神社があり、二の丸に模擬天守(横手城展望台)がコンクリで建っている。天守は築城当時からなかったようだ。展望台からの横手川、盆地の眺めはよい。また、二の丸、本丸下には土塁が残っており池もある。天気がいい日は散策お勧め。 そのほか羽黒町には武家屋敷跡があり、ふれあいセンターかまくら館では常時「かまくら」の体験ができる。後三年の役金沢資料館・古戦場跡、石坂洋次郎文学記念館もある。 <交通>JR横手駅から歩30分。タクシーお勧め。駐車場あり。 <写真左>二の丸に建つ模擬天守 <写真中>本丸下の土塁 <写真右>現在本丸に建つ碑
kenken0418 さん (投稿日 09-06-28)