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和歌山県の「紀伊田辺」に関する観光スポット77件を紹介!
熊野詣での湯垢離場として栄えた歴史と伝統の温泉。開湯は113年、成務天皇の時代と伝わり、小栗判官伝説でも名高い。シンボルは一日7回色が変わるといわれる「つぼ湯」と湯筒。
熊野古道九十九王子の一つ。社に至る石段の両脇には樹齢千年ともいわれる杉の木が立つ。那智山の方向に枝をのばし、野中の一方杉と呼ばれる。
熊野古道の要地、近露王子からわずか400mの地に湧く温泉。源泉をもつ民宿と併設の外来入浴施設があり、古道ウォークを楽しむ人たちを癒している。湯は循環なしのオーバーフローで新鮮そのもの。
熊野古道九十九王子の一つ。近露王子と継桜王子間の旧国道端にあり、緑泥片岩の碑のみが残されている。
熊野古道九十九王子の一つ。発心門王子と伏拝王子の間に位置し、三里小学校三越分校の校地跡にある。社はなく、水呑王子と記された江戸時代の緑泥方岩が立っている。
長く厳しい参詣道を歩いてきた参詣者が熊野本宮大社をはじめて望み、遠く望んで伏して拝んだことからこの名がついたといわれている。石祠と和泉式部供養塔が建てられている。
開湯千三百余年、熊野信仰の昔から名湯として知られ、名は弘法大師が難陀龍王のお告げで湯を開いたことから付けられた。江戸時代には紀州藩の藩湯として栄え、「日本三美人の湯」としても有名。
龍神温泉から日高川に沿って500mほど下流の峡谷に湧く温泉。山里ムードのひなびた佇まいが保養には格好だ。公共の宿「深山荘」をはじめ、数軒の民宿、キャンプ場などがある。
熊野九十九王子の五体王子の一つ。熊野古道の途中に藤原秀衡が熊野参詣を行うため子を預けた乳岩があり、子は岩からしたたる乳を飲んで狼に育てられたと伝えられている。
中辺路の集落を見渡す高原にある神社。境内には大クスが茂り、丹塗りに極彩色の絵を施した社殿が立つ。平安時代の創建で、熊野古道沿いに残る最も古い社殿と伝わる。
田辺市を流れる会津川上流の奇絶峡はユニークな形をした巨岩・奇岩がいたるところに点在し、緑に囲まれた美しい渓谷だ。四季折々の表情があるが、桜の季節もすばらしい。
なだらかな山並が乙女の寝顔と呼ばれるゆえんの半作嶺を望むことからネーミングされた温泉。近くの「百間山渓谷」は南紀を代表する景勝で、アウトドア派に人気が高い。
旧国道311号沿いに立つ熊野古道の王子跡。この付近の富田川は一の瀬の垢離場で、一度この流れを渡れば、あらゆる悪業煩悩が消えると信じられていた。
熊野三山への信仰の道。古い歴史をもつこの参詣道のメインルートは紀伊路で、京都や大阪から紀州の海沿いを南下し、田辺から山中の中辺路を通って熊野本宮大社を目指した。
熊野参詣の旅人ものどを潤したといわれる清水。国道311号沿いから少し入った熊野古道沿いに湧き、名水百選に選ばれている。すぐ近くには継桜王子がある。
熊野に逃れる護良親王を助けたのが近露の荘主であった野長瀬一族。熊野古道近露王子からすぐの場所に数十基の宝篋印塔や五輪の塔が集められた一族の墓がある。
創建は平安時代と伝えられる上富田町一の古刹。通称「だるま寺」と呼ばれるこの寺には、日本一という白いだるまの座像が鎮座し、訪れる拝観者を見据えている。
「待ち来つるやがみのさくらさきにけりあらくおろすな三栖の山かぜ」。境内には、西行が熊野参詣の際、この八上王子の桜の美しさを詠んだ歌碑が立っている。
娘道成寺の主人公、清姫は現在の中辺路町真砂の出身といわれる。安珍に見放され富田川に身を投げたと伝えられ、川のほとりに小さな碑が立っている。
熊野古道の滝尻王子の向かいにある。古道の歴史資料の展示や検索式モニターでの案内のほか、関連書籍を販売する。
大阪から熊野古道の町に移り住んだ伊藤幸子氏のレクチャーで、法師山・安川渓谷のトレッキングや、自然素材を使った熊野に住む動物や暮らしに使える小物作成を体験できる。
永享年代(1429〜41)創建と伝わる寺で、通称「さつき寺」と呼ばれている。5月下旬には樹齢150年ともいわれるサツキが境内や石段の両脇を彩る。
国道311号から山道を登ったところに箸折峠がある。峠の名は、花山法皇がカヤを折って箸にしたという逸話に由来する。峠には愛らしい牛馬童子像と苔むした宝篋印塔が立つ。
熊野街道の要衝にあたり、参詣の人々が身を清めた場所といわれる。現在はその跡地に王子の名を記す石碑が立ち、そばには斎藤茂吉の歌碑も立っている。
熊野古道の近露王子近くにあり、1階建てのモノトーンの建物が周囲の自然とよく調和している。中辺路出身の日本画家、野長瀬晩花と渡瀬凌雲の作品を収蔵、展示する。
地元産の新鮮野菜や果物、花、加工食品などを扱う大型産直店。館外のふれあい広場では鉢植えの展示やフリーマーケットなども開催する。敷地内にあるバイキングレストラン「八十八家」も人気。
地元で栽培されているコウゾを原料に皮ハギから紙漉きまで、古来の製法通りの本格的紙漉き体験ができる。草木染め体験では、天然染色で紙や綿、絹のハンカチ、スカーフなどを染める。
熊野本宮大社一の鳥居のそばにある物産販売所。入口では那智黒石で作ったミッキーマウスが迎えてくれる。那智黒石製品のほか、熊野みやげが豊富にそろっている。
熊野古道中辺路の滝尻王子〜近露王子間、高原にある見晴らしのいい休憩所。果無山が目の前に広がる風景を見ながら一休みできる。近くには高原熊野神社がある。
継桜王子参道に立つ桜。奥州の藤原秀衡が子の無事を祈って枝をさしておいたところ、みごとな桜になったという。現在の木はそれから数えて4代目と伝わる。
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