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佐賀県の「伊万里」に関する観光スポット40件を紹介!
武雄には樹齢3000年以上の大楠がある。その一つが川古の大楠。根回り約30m、樹高25m、枝張りは東西南北30mに達するもので、国の天然記念物。
JR・松浦鉄道伊万里駅前には、17世紀後半の様式を再現した古伊万里人形が2体あり、訪れる人々を出迎えている。また、伊万里川・延命橋のたもとには、古伊万里風の唐子像2体が飾られている。
江戸時代に大川内山にあった佐賀鍋島藩の御用窯、鍋島藩窯で働いていた陶工などの墓約800をピラミッド形に積み上げ、頂上に石の地蔵を立てている。
城山公園のそばに建つ九州四大名古刹の一つ。臨済宗南禅寺派の名刹で、約650年前に開山したと伝えられる。全国に4か所しかない南禅寺派の専門道場の一つでもある。
伊萬里神社の社殿は釘を一本も使わずに建てられている総木組建築の宮造り。隣には菓子の神を祀る「中島神社」があり、伊万里市出身の製菓王、森永太一郎の像が立っている。
色鍋島や藍鍋島のほか、伊万里磁器人形を焼いている。5回窯入れをする山水玉彩梅詰の器や、陶器のランプシェードなど新しい作品が次々に誕生している。
黒髪山の山頂付近の巨岩に彫られた、全長約7mの不動明王の石像。参拝所では、石像を間近に見ることができる。
標高約518m。かつての山岳信仰の霊山であり、国の天然記念物のカネコシダをはじめ、珍しい植物の宝庫としても有名。21世紀に残したい日本の自然100選に選ばれている。
国道202号沿いにある道の駅。伊万里牛のレストラン、特産館、加工場、体験館がある。体験館では手びねりや電動ロクロ、絵付けのほか、さまざまな陶芸体験ができる。
焼物の里である伊万里と唐津のほぼ中間にある温泉。宿は「佐里温泉銀乃湯」のみで、周辺には花畑が広がる。春はポピー、夏はサルビア、秋はコスモス、冬はイルミネーションと美しい風景だ。
焼物の里として名高い伊万里の温泉。レジャー施設満載のフォレストイン伊万里に湧く温泉は、バスアイテムが充実した温泉プラザで楽しむことができる。筋肉痛や肩こりなどに効能がある。
平成13年に伊万里に誕生した2番目の天然温泉。伊万里川に沿って建つ「ホテルニュー伊万里」が独自の湯をもつ。日帰り入浴ができ、観光の休憩スポットとしても人気がある。
伊万里焼の窯元。伝統のなかに女性ならではのセンスを生かしたデザインが目を引く。湯呑み、茶碗、耳かきなどが買える。こけしを思わせる耳かきは、みやげに好評。工房見学は不可。
川古の大楠一座によるからくり人形劇が楽しめる。演目は、鎮西八郎為朝が大蛇を退治する「黒髪山の大蛇退治」で、上演は午前10時、正午、午後3時から10分ほど。
焼物の積み出し港で栄えた伊万里津の歴史や文化にふれることができる。1階がロクロ体験コーナーと焼物販売、2階は古伊万里ギャラリーになっている。予約制のロクロ体験は当日の受付も可。
鍋島焼の伝統の色調を現代風にアレンジし、おもに家庭用の食器を中心に製造。大川内山の中心部に展示があり、絵付け体験ができる。
数種類の釉薬が混ざり合ってできる柄を、よりダイナミックに見せる大皿や壺が多くそろう。黒釉が渋く光る直径20cmほどの蛇蝎唐津片口皿などがある。
店内には、伝統的な美しい絵柄や色使いの作品が並ぶ。色鍋島の技法を受け継ぐ窯元。美術工芸品をはじめ、湯呑みや酒器を販売している。
藩窯時代から伝わる釉薬を使い、手描きによる色鍋島をつくっている窯元。伝統的な技法で生み出される作品は、落ちついた色合いで格調高い。
伊万里市駅ビル2階にある美術館。伊万里市が収蔵する貴重な古陶磁コレクションのなかからおよそ70点を展示する。企画展を開き、地元の焼物の魅力を広めている。
深い山の中に窯元が点在する景観は、まるで山水画のよう。かつては鍋島藩の御用窯が置かれ、あまりに高度なその技術が外部に漏れないよう関所まで設けられていた。
およそ800年前に、九州西北部を統治していた松浦党の二大党祖、源四郎大夫直が先祖を祀った地。中世松浦に独特の石造物、山ン寺塔、党祖三代の墓石などがある。
明治時代の石倉を改造した美術館。2階建ての館内には17世紀前半の初期伊万里、それ以降の古伊万里、色鍋島、柿右衛門様式など240点ほどの焼物を展示している。
伝統鍋島青磁を専門に製作する窯。「砧青磁」「貫入青磁」など、大川内山のみに産出する青磁原石だけで発色させていたころのままの青磁を継承している。
創業280年を超える「松浦一酒蔵」。母屋の改修時に、かっぱのミイラが発見されたことから、かっぱ酒蔵の名で呼ばれる。ミイラは常時一般公開。酒蔵見学もできる。
大川内山の入り口にあり、伊万里焼と有田焼の歴史が学べる資料館。館内にはマグカップや五寸皿に絵付けができる体験コーナーがある。所要時間は30分ほど。
橋の欄干に高さ1.5mほどの大壺が飾られている。一つは「染錦四季草花文大壺」、もう一つは「染錦花見風俗絵大壺」。どちらも古伊万里を演出したものだ。
陶工橋を渡ると伊万里焼の14個の風鈴が音を奏でる。これは鍋島藩時代、焼物を叩き、音色で選別する「めおとし」の技術を再現した塔で、日本の音百選に選ばれている。
かつて31人いた鍋島藩の陶工のうち、唯一、鍋島の家紋である杏葉を許された窯。民家造りの展示場には色鍋島の作品が美しい色彩を放っている。工房見学はできない。
江戸時代、関東や大阪に陶器を卸していた商家の内部をほとんど当時のままに復元している資料館。当時の商人たちの生活を知ることができる。
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